北海道旅客鉄道株式会社では、平成19年に運転開始した特急〈旭山動物園号〉の車輌デザインを7月に一新しリニューアルデビューする。デザインは今回も元旭山動物園飼育係で絵本作家のあべ弘士氏に依頼し、「地球の仲間と出かけよう」をコンセプトにデザインされた。7月の連休初日、7月13日(土)より運転開始予定。
◎車輌デザインを全面リニューアル
5輌それぞれ「動物の棲み家」をテーマに、旭山動物園の動物たちを車輌いっぱいにあふれたデザインとし、1号車と5号車の「列車の顔」となる正面部分には「キリン」と「ホッキョクグマ」を描いている。
1号車【草原のサバンナ号】
2号車【熱帯のジャングル号】
3号車【北海道の大地号】
4号車【鳥たちの大空号】
5号車【極寒の銀世界号】
◎モグモグコーナーに「カバのボールプール」「ワニのぬいぐるみ」が新登場
1号車にあるカーペット敷きフリースペース「モグモグコーナー」を、サバンナのイメージで一新。動物のリアルサイズがわかる「ワニのぬいぐるみ」や、「カバのボールプール」、「キリンのオブジェ」が登場。
◎「ハグハグチェア」をすべて一新
各車輌すべての「ハグハグチェア」が、動物の親子をテーマに、座って撮って楽しめるデザインに一新する。
◎各車輌のテーマに合わせて車内デザインもリニューアル
各車輌のテーマに沿ったデザインで、客車内の壁面やドア、天井などのデザインもリニューアル。迫力ある壁面や原寸大の動物の足跡など登場する。