JR東海は、2013(平成25)年3月16日にダイヤ改正を実施する。
■新幹線関係
新幹線では、最新のN700A車輌を投入し、N700系タイプで運転する定期列車を増やす。なおN700Aで運転する列車は固定してはいない。
早朝の岡山始発〈のぞみ110号〉を広島始発に運転区間を延長し、さらに〈のぞみ112号〉〈のぞみ114号〉の広島の発車時刻を見直し、6時から7時までの〈のぞみ〉の発車間隔を概ね20分毎とする。
さらに新大阪始発・終着〈のぞみ〉の上下2本を、岡山始発・終着に運転区間を延長するほか、臨時〈のぞみ〉新大阪行きを、東京7:53発、8:53発、17:53発の3本を新たに設定し、東京発7・8・17・18・19時台は、一時間あたり最大10本の〈のぞみ〉を設定可能となする。
また、ダイヤ改正にあわせて新大阪駅27番線の供用を開始するほか、ミュージックチャンネルを廃止する(NHKラジオ第一放送の車内配信は継続)。
■在来線関係
313系電車120輌の新製投入が完了するのにあわせて、同社管内の東海道本線で、定期
の快速・普通列車に使用する電車はすべてJR発足以降に新製した車輌となる。これにより117系電車は定期列車から引退する。
また名古屋地区の東海道線で、朝通勤時間帯を中心に輸送力を増やすとともに、中央線では昼間から夜にかけてのダイヤパターンを見直す。
中央線では昼間時間帯、名古屋―中津川間で設定している〈セントラルライナー〉の運転を取りやめ、名古屋―多治見間の快速列車の一部を中津川まで延長する。
中央線の夜時間帯では、名古屋から平日19時台以降に計4本運転している〈ホームライナー〉を、17~21時台に毎時1本、計5本の運転とする(17~19時台発の3本は瑞浪止まりだが、瑞浪で中津川行き快速列車に接続)。
このほか、東海道線のホームライナ-のうち、平日の〈ホームライナー大垣1号〉〈ホームライナー豊橋2号〉〈ホームライナー豊橋4号〉、土休日の〈ホームライナー大垣31号〉〈ホームライナー豊橋32号〉〈ホームライナー大垣32号〉〈ホームライナー大垣34号〉の運転を取りやめる。