185系

ニュース

炭礦展「岡部昌生フロッタージュ・プロジェクト 雄別炭礦を掘る」

2009.09.18

 雄別炭礦創業90周年を記念して、釧路市立美術館で炭礦展「岡部昌生フロッタージュ・プロジェクト 雄別炭礦を掘る」が開催される。

 現代美術家・岡部昌生氏の父親が雄別炭礦で従事していたこともあり、今年7月より釧路市民とともに雄別炭礦遺構に触れ、雄別炭礦跡のフロッタージュ(擦りだし)作品を制作してきた。

 今回の炭礦展では1,000点を超えるフロッタージュ作品を展示するほか、岡部氏が1990年代の夕張炭礦で制作した「ユウバリ・マトリックス」や「夕張の子どもたち」を展示する。

 さらにトロッコやつるはしなど当時の道具や資料もあわせて展示し、炭礦の歴史を掘り下げ、振り返る。



■会期:2009(平成21)年9月19日(土)~11月8日(日) 10:00~17:00

     ※月曜休館 但し9月21日と10月12日は祝日のため特別開館



■場所:釧路市立美術館

     〒085-0836 釧路市幣舞町4-28 釧路市生涯学習センター3階

     TEL:0154-41-8181・42-6116(直通)



■交通

○徒歩の場合

 JR釧路駅から徒歩20分(1.6km)



○タクシー利用の場合

 JR釧路駅からタクシーで約5分



○バス利用の場合 

 くしろバス停留所「釧路三慈会病院」下車徒歩1分



○釧路空港からバス利用の場合

 空港前停留所からバスで約45分、MOOバスターミナル下車徒歩5分



■料金

 一般110円(大学生以下無料)

 ※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けた方

  及び付き添いの方、釧路市発行生きがい手帳等を定時の場合は無料




 また、現代美術家・岡部昌生氏と元雄別炭礦技術者・松下泰夫氏、釧路市立博物館学芸員・石川孝織氏、釧路市立美術館館長・折原 勝氏らが、雄別炭礦を中心に「炭礦の過去と未来」を語るシンポジウムが9月19日(土)に開催される。



■シンポジウム開催日時:2009(平成21)年9月19日(土) 13:30~15:30

■場所:釧路市立美術館ロビー ※入場無料

■主催:釧路市教育委員会(釧路市立美術館)

■共催:財団法人 北海道文化財団、釧路市民文化展実行委員会

■後援

 北海道、北海道教育委員会、北海道立釧路芸術館、(財)釧路市民文化振興財団、

 NHK釧路放送局、FMくしろ、北海道高等学校文化連盟釧根支部美術専門部、

 釧路造形教育研究会、北海道教育大学釧路校美術研究室

■協力:釧路市立博物館、雄別炭礦の産業遺産を守る会



 さらに、この展覧会は巡回展として阿寒町、音別町でも開催される。阿寒町は10月3日(土)~18日(日)に阿寒町公民館ロビー、音別町は10月24日(土)~11月1日(日)に音別町ふれあい図書館ロビーで開催される。なお、阿寒町、音別町での開催は入場無料。


釧路市立美術館 ウェブサイト


ブログ「岡部昌生 フロッタージュ・プロジェクト 雄別炭礦を掘る」


  • このエントリーをはてなブックマークに追加