JR四国は土讃線(岡山―高知・中村間)で“南風アンパンマン列車”のブルー号とピンク号の2編成を運転しているが、今年10月に列車のデザインを一新する。
▲樹々をイメージしたグリーン色編成。
▼豊かな実りの色をイメージしたオレンジ色編成。 画像提供:JR四国(2点とも)
新デザインは「自然となかよし」をテーマとし、さらに自然を意識したデザインとされる。車体のカラーは樹々をイメージしたやさしいグリーンと、豊かな実りの色をイメージしたオレンジを基調に、四国の自然の豊かさを表現している。
側面には、子ども目線でアンパンマンの仲間たちが、両端には大きなアンパンマンが描かれる。また、これまで要望の多かった記念撮影に利用できるエンブレムを先頭車のドアの横に配置する。さらに前面は白を基調とし、車外からの視認性を高めている。なお、従来のブルー号をグリーン色に、ピンク号をオレンジ色に変更する。
デザイン変更は9月上旬から1輌ずつ張替え作業を行ない、先にオレンジ色の編成が完成する予定。
また、このオレンジ色編成の完成を記念して、10月上旬に岡山駅にて特急〈南風7号〉を対象に出発式を実施する予定となっている。