ニュース

東京急行電鉄 2009年度鉄軌道事業設備投資計画

2009.05.22

 東京急行電鉄では、2009年度の鉄軌道事業設備投資計画を発表した。混雑緩和策や鉄道ネットワーク拡充のための大規模改良工事をはじめ、安全対策、サービス向上などに総額512億円を投資する。

 主な概要は次の通り。



混雑緩和策と鉄道ネットワーク拡充

■大井町線改良・田園都市線複々線化工事

 1993年より進めている同工事、2009年7月11日に大井町線が溝の口駅まで延伸、大井町―溝の口間で急行運転を開始する。



○上野毛駅改良工事

 2010年度中の完成を目指し、新駅舎の工事を進める。



○田園都市線(二子玉川―溝の口間)複々線化工事

 7月11日に実施の大井町線溝の口延伸のために、二子玉川―溝の口間を複々線化する工事を進める。溝の口駅では大井町線折り返しのための線路拡幅工事を進める。



■東横線渋谷―横浜間改良工事

 東横線と東京メトロ副都心線との2012年度の相互直通運転開始に向けて同工事が進捗中。相互直通運転開始にあわせて、特急、通勤特急、急行は10輌編成で運転する。



○渋谷―代官山間地下化工事

 2008年11月、トンネル掘削用のシールドマシンを明治通り下の工事現場に搬入、2009年4月、代官山方面に向けて掘削を開始した。



○10輌編成化工事

 10輌編成に対応するため、中目黒駅、学芸大学駅などでホームの延伸工事を進めている。



安全対策

■最新型車輌への更新

 東横線・池上線・東急多摩川線などで計43輌を、新型車輌5000系と7000系へ更新する。田園都市線では、遅延抑制と混雑感の軽減を目的として、6ドア・座席格納車輌の増備を

進める。



■大井町線の延伸区間へATC導入

 大井町線の延伸区間(二子玉川―溝の口間)も、東横線・目黒線・田園都市線・大井町線・こどもの国線と同様にATCを導入する。



■鉄道構造物の耐震補強工事

 駅、高架橋、トンネルなどで耐震補強工事を進めているが、2009年度は、学芸大学駅付近高架橋、渋谷―用賀間のトンネルなどで耐震補強工事を実施する。



■世田谷線に非常ボタンを増設

 鉄道線ではすべての踏切に設置済みとなっている、踏切で異常が発生した際に列車の運転士に知らせる「非常ボタン」を2009年度中に世田谷線のすべての踏切で設置する。



駅施設拡充など

■駅のバリアフリー化

 2010年度中の完成を目指し、緑が丘駅のバリアフリー化工事に着手しているほか。五反田駅のJR山手線との乗り換え口のバリアフリー化も2012年の完成を目指して工事を行なう。



■たまプラーザ駅改良工事

 たまプラーザ駅周辺開発に合わせて駅改良工事を進めており、2009年10月に新設改札口などの使用を開始する。



■駐輪場の増設など

 二子新地駅、洗足駅など東急線沿線で、駐輪場の増設を進めている。


東京急行電鉄 ウェブサイト


  • このエントリーをはてなブックマークに追加