JR東日本は3日、新型高速新幹線車輌E5系量産先行車のデザインを発表した。
▼上部を「常盤(ときわ)グリーン」、下部を「飛雲(ひうん)ホワイト」とし、中央に「はやてピンク」の帯を巻いたE5系量産先行車。
イラスト提供:JR東日本(以下画像とも)
外観のカラーリングは“FASTECH360”の色彩をもとに、上部を「常盤(ときわ)グリーン」、下部を「飛雲(ひうん)ホワイト」とし、車体中央の色帯を「はやてピンク」として、未来を感じさせる先進的イメージとスピード感を表現している。
また先頭形状は“FASTECH360”をベースに、環境性能を考慮した最適な形状としている。
インテリアデザインは「ゆとり」「やさしさ」「あなたの」をキーワードにデザインされ、自然の色を基本に、暖かで落ち着いた空間を演出している。
グリーン車は温もりある木目調の壁に、自然の山並みと雲の連なりを表現した柄の座席を配置し、「高品質で優美な客室空間」としている。
また普通車は明るいグレーの壁に、リズム感をもたせて広さを強調した柄の座席を配置し、「シックでモダンな客室空間」としている。さらに従来のE2系〈はやて〉車輌と同様に、座席色は奇数号車と偶数号車で分けている。
▲グリーン車客室内イメージ。
▼奇数号車の普通車客室内イメージ。
▲偶数号車の普通車客室内イメージ。