JR四国は、2009年3月14日(土)にダイヤ改正を実施する。
この改正では特急列車の新設や運転時刻変更のほか、高知地区の普通列車4本をキハ32形から1000形に、徳島地区の普通列車2本をキハ47形から1200形に置替えてスピードアップが図られる。
主な改正内容は次のとおり。
○瀬戸大橋線備中箕島―久々原間複線化による時刻見直し
特急〈しおかぜ〉〈南風〉、快速〈マリンライナー〉の所要時間を短縮するほか、快速〈マリンライナー〉の高松駅発車時刻に関して、10時台~21時台は毎時09分・39分から毎時10分・40分に変更。
○特急〈南風8号〉の延長運転
現行高知9:12発の特急〈南風8号〉を須崎8:16発に変更。須崎―高知間の途中停車駅は佐川・伊野・朝倉・旭。延長区間は臨時特急として毎日運転。
○特急〈あしずり51号〉の新設
朝の通勤・通学時間帯に高知7:10発須崎行きの特急〈あしずり51号〉を新設。途中停車駅は旭・朝倉・伊野・佐川。臨時特急として毎日運転。
○特急〈南風〉の高知発時刻を変更
高知駅9時台~17時台に発車する特急〈南風〉の発車時刻を毎時12分から毎時13分に変更。
○臨時特急〈ホームエクスプレス阿南〉の定期列車化
2008年3月より臨時特急として阿南―徳島間で運転を開始した〈ホームエクスプレス阿南〉は4本とも定期列車として運転。
○牟岐線普通列車停車駅変更
ホーム高さ不足のために牟岐線阿波橘駅を通過している普通列車1往復(新型車輌使用)は、ホーム改良一部完成に伴ない同駅に停車する。
○普通列車のスピードアップ
高知地区で運転している一部普通列車(4本)をキハ32形から1000形気動車に、徳島地区で運転している一部普通列車(2本)をキハ47形から1200形気動車にそれぞれ置替え、普通列車の所要時間短縮を図る。