東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は、千代田線北綾瀬駅の駅舎の屋根上に太陽光発電システムを設置し、2008年9月12日から使用開始すると発表した。
▲駅舎の屋根上に設置した太陽光発電パネル(ニュースリリースより)
東京メトロでは、個別テーマごとに具体的な目標を設定して推進する環境保全活動に取り組んでおり、この度の設置は、環境目標として掲げる「自然エネルギーの活用」の一環として実施するもの。
この太陽光発電システムは、晴天時には最大20kWの電力供給が可能であり、これによって約19,000kWh/年の電力削減が見込まれ、約10t-CO2/年(クスノキ27本分)の二酸化炭素削減効果が期待されるとしている。
▲ホームに設置した電力量の表示装置(ニュースリリースより)
また、北綾瀬駅のホームには電力量の表示装置を設置して、太陽光発電システムで供給される電力量をタイムリーに確認できるようにしている。
概要は以下のとおり。
- 設置場所
東京メトロ千代田線北綾瀬駅 駅舎屋根上
(東京都足立区谷中2-6-21) - 発電能力
20kW - 利用施設
駅施設の照明や、乗降場待合室の空調など