← → 全国各地で採用された住友金属製の路面電車用台車で、現在でも伊予鉄道モハ50形の一部や豊橋鉄道モ3200形(もと名鉄モ580形)の一部などでその姿が見られる。 写真はもと東武鉄道日光軌道線100形である岡山電気軌道3000形のもので、平軸受を維持している。100形は1953(昭和28)年の登場、製造は地元とも言うべき宇都宮車両(後の富士重工業宇都宮製作所)が担当した。1968(昭和43)年の日光軌道線廃止により岡山電気軌道に譲渡され、現在でも3輌が在籍している。 写真は2004年に“KURO”としてリニューアルされた3007号のもの。軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:板ばね軸距:1400mm 車輪径:660mm写真:2005.12.3 東山 高橋一嘉岡山電気軌道3000形走行音のページhttp://rail.hobidas.com/wp/bogie/archives/2005/12/3005.html参考文献:『路面電車ガイドブック』東京工業大学鉄道研究部・著(1976年 誠文堂新光社)2005.12.12作成 2005.12.25更新LINKこれまでに収録した岡山電気軌道関連の台車KS40J FS70 NS-14 NS-14A KD202 たま電車を見るこれまでに紹介した路面電車関連の台車のリンクこれまでに紹介した東武鉄道関連の台車のリンク