1989年2月伊勢車両区に新製配備された暖地向け便所なし車である。当初の運用区間は 紀勢本線(亀山〜多気)・参宮線・名松線 であった。1999年3月に便所付きキハ11-300番代が増備、これとペアを組んで紀勢本線多気以南〜新宮にも運用されることとなった。2015年8月1日名古屋車両区に新製投入されたキハ25形2次車に置き換えられ運用を離脱、2015年8月5日ミャンマーに譲渡されるため笠寺に回送された。写真は夕暮れの撮影名所を行く 新宮寄り キハ11-8 + キハ11-300番代 多気寄り からなる334Cである。この混結も過去の思い出となってしまった。 紀勢本線 阿曽−伊勢柏崎 P:楢井勝行