185系

資料館

クモハ20 100番代

2009.09.28
kie_090928_kumoha20.jpg
もと南海鉄道山手線のモタ3000である。ただしこの電車の設計・発注などは旧阪和電鉄によるものである。その後戦時中の強制買収などの経緯を経て、国電の仲間入りを果たし、旧阪和電鉄の電車は旧電の中では最も高速性能に優れていた。この電車は阪和電鉄が発注した最後のもので、Rを描いた独特の窓や、車内の日除けには障子を模したものを用いるなど「和風」的デザインも最後まで保っていた。旧国電では独特のデザインを最後まで保ったが、1967(昭和42)年に引退、その代わりに関東で余った73系などが入って、阪和線の電車は著しくひどい状態となった。 ’61.6 鳳-東羽衣 P:永野晴樹

  • このエントリーをはてなブックマークに追加