前身は富士身延鉄道210形で、日立製作所で1928(昭和)3年に製造、第二次大戦直前に買収され、そのまま身延線でED213となる。戦後は飯田線に移り、1号機は廃車され、2号機は中部天竜に留まり、3号機は大糸線に転出して1973年まで使われた。全長12.5mで56.6tだが出力は740kWと低い。貫通路の脇の梯子が特徴。 ‘69.11.27 大糸線 信濃大町 P:内藤健作