長岡から悠久山、見附、栃尾を結んだ越後交通栃尾線(旧栃尾鉄道)の木造客車で、1914(大正3)年製。1964(昭和39)年に自社で簡易鋼体化、つまり外板に鋼板を貼り付けるという近代化が施された。しかし、屋根はダブルルーフのままで扉はHゴムと、新旧織り交ぜた不思議な姿であった。‘69.5.18 P:笹本健次