足尾線のDE10重連貨物。跨線橋の上からはタブレットの通過授受の様子がつぶさに観察できました。 足尾線 沢入 '85.7.25 P:米山浩司
足尾線の最近の記事
桐生から足尾まで重連で登って来たC12はここで一旦荷を解かれ、改めて小単位に分けて足尾本山駅へ向かう。静かだった雪の構内には一時の賑わいがやって来る。 '69.3.16 足尾線 足尾 P:中島正樹
足尾駅の給炭、給水設備に挟まれて桐生への帰りの準備をするC12 49。この機関車は後に桐ヶ丘遊園地に展示されることになる。精錬所から少し離れているので足尾駅背後の山には木や草が多少生えていた。 '68.8 足尾線 足尾駅 P:高橋洋二
桐生または神土から重連でやってきた貨物列車は足尾で2分割され、C12が1輌で牽く貨物列車2本にして足尾本山まで運行されていた。荒涼たる風景の中を、C12 263が1輌で急勾配に挑戦していた。平地の少ない山地なので、住宅等が崖の上に建っている。今見るとまるで昭和を舞台とした映画のワンシーンのようである。 '67.11.23 足尾線 間藤-足尾本山 P:高橋洋二
これから始まる急勾配に備え、神土駅で休息するC12重連。風情のある駅舎は現在でもほとんどそのままで使われており、駅周辺は当時の雰囲気がまだ残っている。 '69.3.18 足尾線 神土 P:高橋洋二
C12 233+C12 49牽引貨物列車は一旦駅手前で停車したあと、駅に進入してきた。当時沢入駅も貨物を扱っていて、駅東側に貨物用の引き込み線があり、この日も貨車が留置してあった。 '67.7.25 沢入 P:高橋洋二
間藤から足尾本山までは草木が少なく、日本離れした景観だった。そんな岩山を背景に孤軍奮闘するC12 263が短い隧道を抜けたところを狙った。極めて濃度の薄いネガだったが、デジタル化により救うことができた。 '67.11.23 足尾線 間藤-足尾本山 P:高橋洋二
通洞駅ではこの下り貨物列車(C12 233+C12 49牽引)は短いホームに一旦停車後スイッチバックして引き込み線に入った。その後前後進を繰り返し、入換え作業をしてから、再び足尾に向けて発車して行った。 '67.7.25 足尾線 通洞 P:高橋洋二
足尾-足尾本山間の貨物列車はC12が1輌で牽引していた。トンネルを出た瞬間のC12を撮影した。当区間周辺はまだ草木が一切生えていない荒涼とした風景だった。 '69.3.18 足尾線 間藤-足尾本山 P:高橋洋二
逆向きのC12 46〔高一〕+C12 41〔高一〕の貨物列車が神土駅に到着し、乗務員が休憩室へ向かいます。横殴りの雨の運転、お疲れさまでした。 '70.9 神土 P:高橋洋二
桐生からC12重連でやってきた朝一番の下り貨物が神土駅で小休止のあと発車。これから急勾配に臨む。煙の隙間から交換したキハユニ16が見送っていた。 '68.5.3 神土 P:高橋洋二
足尾線桐生から大間々まで時々C12×2+逆C50の三重連が走っていた。C50は大間々で解放され、1輌で貨物を牽いて桐生へ帰っていくのであった。 '67.7.25 相老-大間々 P:高橋洋二
冬の日を受け空っ風に吹かれながらC12重連が足尾へ向かう。まだ勾配もきつくなく、荷も少ないので余裕綽々といった感じだった。 '69.1.4 相老-大間々 P:高橋洋二
足尾線下り一番列車は桐生から足尾までC12重連の貨物列車でした。大間々付近では朝早く薄暗くて撮影には苦労しました。 '68.9 相老-大間々 P:高橋洋二
渡良瀬川の深い渓谷を見下ろしながら足尾本山からC12牽引の貨物が下ってきた。数日前に降った雪で背後の山がいっそう荒廃して見える。 '69.3.16 足尾-間藤 P:中島正樹
映画「喜劇 各駅停車」の雰囲気そのままの足尾線。今で言う「追っかけ」がバイクで楽に出来た時代。一本の下り貨物列車を何度も撮影できた至福の路線だった。 '69.4.24 水沼-花輪 P:高橋孝一
友人に誘われて初めて蒸気機関車の写真を撮りに行った。そこが足尾線。忘れられない。今は草木ダムによって水没した区間。上を走る国道122号線は未舗装でガードレールもない。 '70.4.29 神戸-草木 P:平林寛信
鉱毒、乱伐による傷跡の未だ癒えぬ頃。「終点」間藤から足尾本山へ延びる30‰を登ってくるDE11牽引の貨物列車。荒涼とした谷間に響くホイッスルが今も耳に残る。 '86.11.3 間藤─足尾本山 P:山田素義
足尾線にはC12の重連以外にC12+C50との重連もあった。ただし、桐生-大間々間の片道だけで、C50は逆向きであった。それでも、珍しい組み合わせなので何回も追っかけた。 '69.1.16 相老-大間々 P:高橋孝一
足尾駅を出発した列車から遠ざかる足尾駅を撮影したものです。この頃は足尾銅山の精錬所までの貨物列車が設定されており、町もそれなりの賑わいがありました。 '87.8 足尾 P:鈴木岳人
夏休み友人と2人で行った足尾線。原向駅から国道をしばらく歩き、線路を見渡すお立ち台へ。沢に沿って谷間をゆっくりと走るC12はまるで模型のようでした。 '70.8.27 沢入-原向 P:鈴木一平
この時代、精錬所のある足尾本山へは数本の貨物列車があった。足尾まで重連で牽引された貨物は小単位に組成され、C12単機で勾配に挑んだ。スイッチバック形式の間藤駅構内は駅へ立ち寄らず、構内外れからダッシュしてそのまま本山へと向かった。 '69.3.16 間藤 P:中島正樹