鳴瀬川橋梁南の築堤で下り列車を撮る
2013.6.26
山下修司(神奈川県)
【ガイド】松山町を発車した下り列車は田園地帯のストレート区間を走ったのち、カーブの築堤を上り鳴瀬川橋梁にさしかかる。その築堤を土手から狙う。築堤は下り列車に対し10‰の上り勾配となっており、6月29・30日にC61 20牽引で運転される「SL仙台宮城DC号」において引きが取れて煙の期待できる数少ないポイントのひとつ。広々とした斜面なのでアングルの自由度は高い。9621レの松山町発は15時47分、晴れれば側面の日が当たる。
【レンズ】85mm
【アクセス】小牛田駅から市街地を抜け東北本線鳴瀬川橋梁上流の「野田橋」をめざす。橋を渡り土手を線路方向に。徒歩約30分。河川敷は工事車輌が頻繁に通り、堤防上は国交省の「一般車輌乗り入れ禁止」の札が立っているので、車は市街地の駐車場に置くなどしたほうがよい。
【国土地理院1/25,000地形図】小牛田
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。