終焉迫る485系「いなほ」を狙う
2013.5.5
宮田拓磨 (東京都)
【ガイド】白新線の上り列車が午後早い時間帯に順光で撮影できる。E653系による置き換えが濃厚となった485系「いなほ」のほか、長い直線区間のため貨物列車も編成の最後まで写すことができる。順光は午後早い時間帯で、定期列車では「いなほ」8号・10号の時間帯の光線がいい。このほか、連休や盆・年末年始のUターン時期には、「いなほ」8号・10号の間に臨時の「いなほ」1〜2本が運転されることが多いので、効率的に撮影できる。背景には二王子岳がそびえ、冬〜春の空気の澄んだ日には山がきれいに見える。作例のように中望遠で編成を重視して撮る構図のほか、広角側から望遠側まで様々な構図で撮影することができるが、背後に巨大な看板があるので看板の処理にひと工夫必要である。撮影場所は392号線と白新線がクロスする踏切付近であるが、歩道が整備されているので安全に撮影できる。なお、撮影地付近は交通量が比較的多いので、通行の妨げとならないよう配慮して欲しい。
【レンズ】165mm
【アクセス】白新線佐々木駅前の道を右折し、線路に沿うように道なりにしばらく進み、一旦線路から離れて日本海東北道のガードをくぐり、再び線路に沿って西新発田方向へ進む。392号線と白新線がクロスする踏切が撮影地。徒歩約20分。日本海東北道聖籠新発田ICから約5分。
【国土地理院1/25,000地形図】新発田
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。