単線の水田区間で、日本海縦貫線の貨物列車を撮る
2010.8.8
中司朔良(兵庫県)
【ガイド】日本海縦貫線の羽越・奥羽本線は、単線区間と複線区間が輻輳しているが、すれ違いによる列車の被りや、架線柱及びその影をかわす意味でも単線区間で撮影したい。秋田北部では、追分〜羽後飯塚、八郎潟〜鹿渡、森岳〜鶴形等に単線区間が残っている。ここ大久保〜羽後飯塚間は、架線柱が線路東側に立っており、線路と西側道路との間に、水田・畑等の農地が広がっているので、線路西側から前景と背景の好みに応じて撮影ポイントが選択可能。線路はほぼ南北方向に延びており、午後の上り列車が順光だが、作例のようにサイド光を浴びて走る下り列車も撮影できる。作例は、当地を14:07頃に通過する4075列車。
【レンズ】45mm
【アクセス】大久保または羽後飯塚下車。線路西側に並行する道路を、両駅の中間点方向へ。秋田自動車道「昭和男鹿半島」ICより大久保駅を目指す。
【国土地理院1/25,000地形図】大久保
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。