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羽越本線の最近の記事

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2016.8.21
藤巻佳一(新潟県)

午前中の貨物列車を実りの稲穂を前景に

【ガイド】羽越本線の新津〜新発田間は、旅客列車が少ないが貨物列車の設定も少なくない。午前中に集中しているので、下り列車ではほぼ順光で狙うことが出来る。そして、こちらは月岡駅にほど近い国道460号の跨線橋から下り列車を狙う。パッチワークのような水田が眼下に広がるので、春の田植え前から稲刈りまで季節の移り変わり合わせて撮影したい。10時30分頃の4091レでは側面に日が当たり正面は暗くなってしまうが、その前の4061レ・4075レでは順光になる。跨線橋の路肩が狭いので、車に注意してもらいたい。上り列車も撮影できる。

【レンズ】85mm

【アクセス】月岡駅から国道460号に出て新津方面へ進んだ跨線橋が撮影地。1km15分。

【国土地理院1/25,000地形図】天王

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。


粟島を背景にした笹川流れの絶景ポイント
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2017.5.4
熊谷 章(東京都)

【ガイド】蒸機時代から撮影地として名高い笹川流れ。このポイントは緩やかなS字カーブを描いて笹川の集落をm駆け抜ける上り列車を俯瞰するアングル。背景となる海には粟島も浮かび、まさに絶景だ。"トランスイート四季島"は8時15分頃の通過で、なんとか10輌編成が最後部まで入る。日の長い時期は7時頃から日が当たり始める。

【レンズ】50mm

【アクセス】桑川駅から国道345号を今川方面へ。トンネルを抜けると美しい入り江の笹川の集落に至る。遊歩道笹川登り口の看板を入り、線路をくぐった先、公民館裏手の階段を登って高台に出る。徒歩20分ほど。車は海沿いの駐車スペースなどへ。

【国土地理院1/25,000地形図】笹川

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

笹川流れをゆったりと走る列車を
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2017.6.15
藤巻佳一(新潟県)

【ガイド】笹川流れの由来になった笹川集落の津波避難所から笹川を渡る列車を狙う。昨年から避難所は工事していて登れなかったが、現在は工事が終了している。草が生い茂っているものの、奥の方まで行けるので編成がすべて収まる。空気の澄んでいる時に粟島とコラボさせたい。8時16分頃通過の"トランスイート四季島"も収めておきたい。初夏の頃の7時くらいからが列車に対して順光になる。PLフィルターをぜひ使いたい。写真は7時47分通過「いなほ4号」。」

【レンズ】45mm

【アクセス】桑川駅から国道345号を鶴岡方面へ進む、徒歩20分以内でトンネルをくぐり、右手の集落に入る。線路をくぐり公民館があるので、裏手の階段を上る。車は川沿いの奥にある笹川駐車場 利用する。

【国土地理院1/25,000地形図】笹川

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

上り貨物列車を迫力あるSカーブで狙う
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2017.4.9
藤巻佳一(新潟県)

【ガイド】青い屋根が目印の上海府小学校近くの踏切から安全に撮影できるS字カーブがある。最近までは、ススキなどが伸びて撮影出来なかったが、刈取りが行われ見通しが良くなり撮影が可能になった。中望遠レンズを使って迫力ある貨物列車を狙いたい。上りの貨物を狙う際は午前午後ともに光線が良くないので、曇りの日で、粟島が出てない時などに訪れてもいいだろう。農耕車の妨げにならないように、また地元の人には挨拶するなどマナーには気を付けてほしい。 

【レンズ】102mm

【アクセス】越後早川駅から、国道345号を村上に向かって進む。徒歩20分ほどで、上海府小学校があるその先の踏切が撮影地だ。

【国土地理院1/25,000地形図】柏尾

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

西日当たる貨物列車3098レを日本海が見えるカーブで撮る
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2016.10.9 
藤巻佳一(新潟県)

【ガイド】板貝集落の鳥居のある津波避難所から撮影する。超望遠を使えばトンネルアップも撮れるし、ワイドレンズを使えば日本海と家並みを広く入れた構図になり温かみある作品になる。様々なレンズで撮影できるので楽しい場所である。狙い目は、昼過ぎから15時で山側から列車正面に太陽が移動してくるまで。やはり折角なら長編成貨物で車体をくねらせる姿を写しこみたい。

【レンズ】102mm

【アクセス】道の駅桑川のある桑川駅から国道345号 を鶴岡方面へ北上する。笹川を渡り、その次の板貝川付近に大きな板貝駐車場があるのでここに車を止める。住宅街に入り線路をくぐって津波避難所へ登れば撮影地。住宅街ではマナーを守って入るように心がけるように。

【国土地理院1/25,000地形図】笹川

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

箱庭のような風景の中を行く羽越本線の列車を
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2016.9.5
名尾 優(千葉県)

【ガイド】ここは陸橋から海を入れて下り列車を撮る定番撮影地だが,セパレート区間に入る上り列車にカメラを向けるのもいい。まるで模型のレイアウトを見るような風景の中を行く列車が,お昼前から光線がよくなる。特急「いなほ」や貨物列車の通過もあるので,早朝から午後まで同じ場所で撮影が楽しめる。

【レンズ】150㎜

【アクセス】間島駅から国道345号を2㎞ほど村上方向に進んだ場所にある陸橋で,徒歩だと25分ほどかかる。車だと日本海東北道の村上瀬波温泉ICから15分ほど。

【国土地理院1/25,000地形図】柏尾

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

朝日を浴びる8時前後の貨物列車を狙う
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2016.3.6
藤巻佳一(新潟県)

【ガイド】焦点距離400㎜で、迫力の編成写真が撮れる、京ヶ瀬駅手前のカーブがある。狙うは列車番号4061と4075の2本だ。なぜなら列車の顔を順光で狙えるからだ、10時過ぎの列車だと列車側面にしか日が回らないので、アングルを変える必要がある。キリッとしたシャープな表情を写しこみたい。

【レンズ】400㎜

【アクセス】磐越自動車道新津ICより阿賀浦橋を渡る。京ヶ瀬工業団地に入る交差点を右折。踏切を越えたら砂利道に入る。用水路の辺りが撮影地。京ヶ瀬駅から線路沿いに来ることも可能。駅から10分ほど。

【国土地理院1/25,000地形図】新津

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

鳥海山をバックに「いなほ」を撮る
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2015.4.26
名尾 優(千葉県)

【ガイド】このポイントは、踏切から安全に手軽に、雄大な鳥海山をバックに上り列車を撮影できるのが特徴。午後から夕方にかけて順光となる。

【レンズ】114mm

【アクセス】本楯駅から秋田方向に1㎞ほどの所にある2つ目の踏切付近がポイント。踏切名は「第二本楯踏切」(174km068m)。徒歩でも10分ほどだ。車だと、日本海東北道の酒田みなとICからわずか数分で、県道60号と羽越本線が交差する踏切。

【国土地理院1/25,000地形図】羽後観音寺

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

笹川流れに向かう「きらきらうえつ」
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2015.3.22
藤巻佳一(新潟県)

【ガイド】風光明媚な桑川周辺の笹川流れに負けない程の岩礁と青い澄んだ海が美しい岩ヶ崎。鮭の遡上で有名な三面川の河口に位置する。午前から午後まで列車正面に日が回らないが、きらきらうえつなどの影が出にくい車両ならば、晴れの日でもしっかり撮影できる。標準レンズが向いている。また、PLフィルターを使うと海が透ける。なお下り列車専用である。

【レンズ】42㎜

【アクセス】村上駅と間島駅のほぼ中間なので徒歩は現実的ではない。間島駅から国道345号を村上方面へ。跨線橋を越えて、上り坂になる辺りから民家が右手に見える。岩ヶ崎海水浴場入り口から下を見ると撮影地。車の通りが多いので注意。村上市街から国道345号を笹川流れ方面へゆく。三面川を渡り、道なりに進むと岩ヶ崎遺跡(古代ランド看板)を過ぎると、大きく右カーブし岩ヶ崎海水浴場入り口がある。車は駐車場に止めること。

【国土地理院1/25,000地形図】村上

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

臨時「あけぼの」を狙いたい羽越本線撮影名所
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2014.4.26
松尾 諭(埼玉県)

【ガイド】日本海沿いを走る羽越本線の撮影名所。定期「あけぼの」では通過時間が早すぎて撮影が困難であったが、臨時「あけぼの」では完全順光で撮影できるようになった。さらに客車が2輌減車されてEF81+客車7輌編成がきれいに収まる。足場は砂地で滑りやすいので十分な注意が必要だ。

【レンズ】150mm

【アクセス】女鹿駅から国道7号(吹浦バイパス)に出て左折し、吹浦方面へ南下する。1kmほど先にある右手の小道に入り、「鳥崎踏切」に至る手前が撮影地。徒歩約20分。女鹿駅に停車する普通列車は限られるので要注意。車では日本海東北自動車道酒田みなとICから約20分。

【国土地理院1/25,000地形図】小砂川


【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

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日本海が広がる有名撮影地
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2013.6.2
丹羽拓也 (兵庫県)

【ガイド】山形県と秋田県の県境に位置する有名撮影地。周辺には絵になる場所も数多く存在する。このポイントは広角から望遠レンズまでアングルの幅は広い。午前中が順光。陽の長い時期は「あけぼの」も撮影可能であるが、手前が陰ってしまうため作例のように望遠でS字カーブを強調した方が手堅い。中望遠までのレンズで海を大きく取り入れたい場合は曇りがよい。作例は5時40分ごろ通過する3099レ。

【レンズ】300㎜

【アクセス】吹浦駅より国道345号を女鹿方面に約3km。日本海東北道酒田みなとICを左折。国道7号を秋田方面へ約17km。

【国土地理院1/25,000地形図】吹浦

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

雄大な鳥海山をバックに長編成貨物列車を
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2012.4.29
中島祐樹(神奈川県)

【ガイド】鳥海山に残雪が残る4〜6月にかけてがおすすめの季節で、雄大な写真が撮影できる。上り列車に対して順光だが、単線区間につき、下り列車の後追いも可能。

【レンズ】190㎜

【アクセス】羽越本線本楯駅から徒歩15分とアクセスも容易。駅前の道を5分程直進し、坂田市北部農民センターのT字路を左折。さらに7〜8分ほどで羽越線の踏切に出る。渡った先の右側築堤周辺がポイント。車なら山形自動車道酒田みなみICから、県道59号、600号経由で約5km。

【国土地理院1/25,000地形図】羽後観音寺

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

有名ポイント「下山踏切」の逆アングル
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2012.3.17
佐藤 友(秋田県)

【ガイド】羽越本線の道川-下浜間の「下山踏切」は直線区間からカーブに差し掛かる列車の迫力あるカットを撮影することができる。長編成の貨物列車はもちろん、特急列車などの編成写真にも向いている場所だ。下り列車が対象だが、逆アングルで上り列車もカーブを曲ってくるシーンが狙える。

【レンズ】250㎜

【アクセス】下浜駅から国道7号を1㎞余り南下する。車なら日本海東北自動車道 岩城ICより約10分。

【国土地理院1/25,000地形図】羽山

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

船溜りを見下ろして特急列車が駆け抜ける
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2010.6.6
和田 浩(奈良県)

【ガイド】日本百景のひとつ笹川流れの近くの船溜りを行く国鉄型特急。日本海に沈みゆく夕日を背に潮風に吹かれて、ゆっくりと時が過ぎ行く。またローカル列車は、国鉄型気動車が行き交う。

【レンズ】24㎜相当

【アクセス】越後寒川で下車、線路沿いの国道345号線「日本海夕日ライン」を村上方面へ1㎞強で脇川の集落に着く。国道が船溜りを跨いで高くなったあたりが撮影ポイントとなる。午後から車輌側面に陽が当たる。日本海東北自動車道聖籠新発田IC。

【周辺施設】桑川駅には、道の駅「笹川流れ」が併設されている。食事は夕日丼と夕日タンメンが名物。勝木ゆり花温泉「ゆり花会館」羽越本線勝木駅より徒歩で5分。大人:350円・小人:100円/開館時間 9時〜21時30分/定休日 第2木曜日(7・8月を除く)

【国土地理院1/25,000地形図】勝木

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

日本海縦貫線に残るEF81牽引ブルトレを朝の斜光線で狙う
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2010.8.8
中司純一(兵庫県)

【ガイド】羽越本線264.8キロポスト附近の「浜田踏切」の脇から、障害物のない編成写真向きの構図が得られる。線形と列車の通過時刻から、夏場限定の撮影地で、5時25分頃に通過する4001列車の光線が最良。2021列車が通過する6時36分頃になると、夏至の前後1か月程は列車正面に陽が残るが、盆休みの前半には、すでに正面の光線は苦しくなる。この時期の2021列車は、線路から離れ、サイド気味の構図で撮るとよいだろう。

【レンズ】90㎜

【アクセス】新屋駅下車。線路東側の住宅街を、出来るだけ線路から離れないよう道を選び南下。県道65号線とのクロス地点を目指す。県道65号線の「館ノ丸大橋」の東端から側道に入ると、大橋の南側に見える踏切がポイント。

【国土地理院1/25,000地形図】秋田西部

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

雄大な鳥海山を背景に、上り貨物列車を正面がちに狙う
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2010.8.10
中司朔良(兵庫県)

【ガイド】この区間の撮影地と言えば、「日向川橋梁」北側、「興休(おこやすみ)」の踏切が有名だが、日向川橋梁の南側から橋梁を渡る上り列車を、鳥海山バックに狙うことができる。この橋梁は、架線柱が線路東側にあり、午後の列車を狙うのに好都合なのだが、西側に手摺と通信ケーブルのラックが架設されており、ロングで狙うと列車足廻りが少々目障りである。これをかわすために、日向川左岸堤防の線路近くで構えたのが作例のアングル。雄大な鳥海山が背後にそびえる。15〜16時台の上り列車が順光。作例は当地を15:00頃に通過する4094列車。線路との間に柵などはないので、十分に離れて安全を確保してほしい。

【レンズ】90mm

【アクセス】本楯駅下車。一旦駅東側に出て、県道60号線を北上、「大正橋」手前で、日向川左岸堤防に入り東進すればすぐ。車なら山形自動車道「酒田みなと」ICより県道59号線を東進、同60号線を北上して「大正橋」南詰へ。

【国土地理院1/25,000地形図】羽後観音寺

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。

展望台から日本海を背景に俯瞰撮影する
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2010.8.10
中司純一(兵庫県)

【ガイド】西目駅の南西方約3kmに、由利本荘市が管理する展望台があり、日本海がパノラミックに一望できます。丁度この区間は、羽越本線が単線で、架線柱が海側に立っているので、列車の手前に何らの障害物なく、美しい風景の中で列車の撮影が可能です。展望台は2層(2階と3階)になっており、2階なら夏場でも、涼しい海風を浴びながら、日影で撮影待機できます。3階は屋根がなく、夏場は酷暑ですが、手前の樹木を完全にクリアできるので、撮影は3階からの方が良いでしょう。作例は、当地を9:40過ぎに通過する2008Mで、8連に増結されたときが狙い目です。

【レンズ】85mm

【アクセス】西目駅下車。駅の仁賀保寄約300mある踏切道を、踏切と反対方向に南下。「沼田」という集落を右折し約500m行くと、左斜めに折れる道があるので、これを延々登坂する。展望台入口まで徒歩約1時間半かかる。車なら仁賀保から国道7号線を北上すると、国道が線路をアンダークロスする地点があり、その西目寄に山側へ入る道路がある。それを登坂すると展望台下の駐車場に至る。

【国土地理院1/25,000地形図】本荘

【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。