山陽本線を象徴する片持ち架線柱区間
2008.5.31
濱井洋輔(岡山県)
【ガイド】山陽本線の河内─本郷間は沼田川に沿って走っており、その地形ゆえ、一部区間には独特の片持ち架線柱が存在する。その区間にある踏切から、上り貨物列車や不定期ながらこのロケーションにピッタリな工臨や甲種輸送列車を狙う。昼前後が順光だが午後遅い時間になってもサイドに陽が当たる貴重なポイントでもある。近くには飲食店等はないので食料、飲料は事前調達必要。また車の場合、県道沿いに数台程度は駐車スペースはあるが一般車の通行の妨げにならないよう配慮したい。撮影ポイントの足場は安全なスペースが十分あるが背後からの下り列車には細心の注意を心がけて欲しい。
【レンズ】35mm〜100mm
【アクセス】本郷・河内両駅ともにかなり遠い。本郷駅からだと河内方面に向けて山陽本線、沼田川と並んで県道33号線があり徒歩だと1時間程度。距離にして7㎞。本数は少ないが芸陽バス、花園行で駒原バス亭下車すぐ。山陽本線は築堤になっているがこのあたりでは唯一の踏切がありそこがポイント。片持ち架線柱なので見つけることは容易。車なら山陽自動車道、本郷ICから5分程度と近い。
【国土地理院1/25,000地形図】河内
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。