城東貨物線名物「赤川橋梁」
2004.10
山本秀一(京都府亀岡市)
【ガイド】城東貨物線は現在、放出以南では旅客化工事の真っ最中。沿線のほとんどが高架となり貨物線時代の面影がなくなりつつあるが、放出以北では、まだ手付かずの所が多く撮影には間に合う場所がある。その中でも淀川を渡る「赤川橋梁」は、複線型のトラス鉄橋にもかかわらず、単線でその片方を木製の歩道橋があり、人々が行き交う真横を貨物列車が通過していくという珍しい光景が展開している。工事が開始されれば、この光景も過去の物となる。
歩道橋の幅は2mにも満たないほど狭く、通行人も多いため、三脚を立てての撮影は控えたい。また線路側も欄干からわずかしか離れてない為、身を乗り出しての撮影は大変危険である。
撮影者が多数の時は、場所が余りないので譲り合って撮影して欲しい。
【レンズ】17mm
【アクセス】阪急淡路から南東方向へ、菅原2丁目をめざして行くと貨物線の築堤が見えてくる、沿線に沿って行き淀川の堤防を上がるとトラス鉄橋が見える。30分くらい。車なら、名神高速・吹田から30分。なお鉄橋へ行くには、道が難しい為「菅原城北大橋」を目指していくと近辺に出れて、大橋西側にポイントの赤川橋梁が見える。
【国土地理院1/25,000地形図】大阪東北部
【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。