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祝開業!相鉄・東急直通線の車両はNゲージで果たして揃うのか!?

2023.03.21

text:鉄道ホビダス編集部
photo:羽田 洋

 3月18日についに開業となった相鉄と東急の直通線。多様な乗り入れ車両が魅力の一つとも言える同線ですが、果たして直通線の顔ぶれをNゲージで楽しむことができるのか、検証していこうと思います!

↓どの車両で遊べる?相鉄・東急直通線系統のNゲージ製品画像を見る!↓

■相鉄 20000系

ポポンデッタ製

 東横線に直通する10両編成の相鉄20000系は、ポポンデッタから発売されております。乗り入れ先でも目立つネイビーブルーの美しい車体をぜひコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?
 ただし、ポポンデッタから登場したのは直通開始前。細かい仕様が異なることから、ぜひ話題の直通開始後仕様の登場も期待したいところ。また、8両の21000系もまだNゲージ化されていないので、こちらの登場もレイル・ファンとしては待ち遠しいですね。

■東急5050系・5080系

KATO製

グリーンマックス製

 東急5050系も古くから多くのラインナップが存在。通常の東横線カラーから、2013年に登場した「Shibuya Hikarie号」、さらにデビュー直前となる「Qシート車」もホビーセンターカトーから2両セットで発売予定。今の仕様の5050系を手軽に楽しむことができるアイテムと言えるでしょう。
 もちろん目黒線系統で活躍する瓜二つの姉妹車5080系もNゲージでは登場済み。ただし6両編成時代の製品のため、相鉄・東急新横浜線開業後、2両増結した8両編成仕様を再現するのは少し工夫が必要です。

■東急3000系

電車市場 鉄道コレクション

 1999年にデビューし、直通に際して増結車も用意し8両化。その際増結車が二代目東急5000系列に準じた車体となったことから話題となった東急3000系。実はこの系式はあまり鉄道模型化に恵まれていない車両でもあります。現在のところ電車市場限定で発売された鉄道コレクションがあるに留まります。
 相鉄直通線の開業により、登場から24年経った現在、また新たな話題を呼んでいる同車の模型化は、8両化後の姿も含め今後大いに期待したいところです。

■東急3020系

グリーンマックス製

 目黒線系統のニューフェイス、東急3020系。現状ではまだ相鉄線への乗り入れはお預けとなっている同車ですが、Nゲージでしたら一足早く乗り入れさせることができます。なお、こちらの製品についても6両編成の姿。現行の8両編成の製品化が待ち遠しいです。

■東京メトロ・都営・埼玉高速鉄道の車両たちは?

マイクロエース製

 また、相鉄には乗り入れないものの、新横浜駅を賑わせる車両として東京メトロ・都営・埼玉高速鉄道の車両群も外せません。各車とも製品化済み、もしくは製品化が決定したものとなっています。特にポポンデッタからは都営三田線の最新鋭 6500形の製品化が予告されており、こちらの発売が非常に楽しみなところでもあります。また、東急目黒線からの相鉄に乗り入れない既存の車両たちは、現状8両化はせず6両のまま東急新横浜線に乗り入れており、買ってそのままで楽しめる点も嬉しいところです。

■定期運行では新横浜駅には乗り入れないけど…?

KATO製

 定期運行では新横浜駅に乗り入れることがない東武車・西武車についても、試運転での走行実績があることから、イレギュラーな場合にのみ姿を見せることがありそうです。また、東急線内などで相鉄車と日常的に顔を合わせる機会があるため、一緒に遊んでも違和感がない組み合わせです。
 特にKATOからは17000系がもう間もなく発売予定!最新のアイテムの登場を見逃さないようにしましょう!

 こうして振り返ると意外にも製品自体は揃っている印象がある相鉄・東急新横浜線系統の車両たち。直通対応化後の姿などを含めて、この直通開始絡みでの今後の製品展開などにも目が離せません。

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