185系

特集・コラム

つり革がカニ! 福井鉄道が新型の超低床車両F2000形フクラムライナーをお披露目

2023.02.25

text & photo:RM
取材日:’23.2.25

取材協力:福井鉄道

 福井鉄道はこの春に運行を開始する予定の新型車両、「F2000形フクラムライナー」を報道公開しました。

 アルナ車両が製造した新型は、車内の床を最大限低く設定し、ホームとの段差がフラットになっているのが特徴で、乗降のしやすさが追及されています。また、渡り板も設置されているので、車いすでの乗降にも対応しやすくなっています。

 また、走行に応じて電力をコントロールして駆動を制御するVVVFインバーターを採用しているほか、回生発電ブレーキを装備することで、省エネ性能も優れたものとなっています。

 車内はロングシートをメインに、車いすスペースも2か所設けられており、収納ができる腰掛としても使用可能です。一方、使い勝手の良さを追求しながらも、出入り口付近のつり革を福井県に縁がある「カニ」や「レッサーパンダ」デザインとする遊び心も、乗客に豊かな時間を提供してくれそうです。

 福井の青い空と緑の大地が車体色として表現されたF2000形は、3両1編成が導入されます。

気になる内外装はこちらで!

■関連記事

【福井鉄道】F1000形”FUKURAM” 全て出揃う

【えちぜん鉄道+福井鉄道】新造低床車輌の話題

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加