text & photo(特記以外):RM 取材日:’23.2.13
取材協力(大阪駅地下ホーム):西日本旅客鉄道
2月11日終電後から開始された、大阪駅(うめきたエリア)の線路切換工事は、予定通り13日未明に完了し、まずは確認列車が走行後、予定通り営業列車が初電から走行を開始しました!
▲確認列車初列車は、323系上り(新大阪方面行き)で、大阪駅地下ホーム24番線を通過しました。
▲確認列車には221系も使用。写真は23番線に入線した3番目の確認列車で、やはり上り方向です。
確認列車は下記の順番で運転されました。
○1番目…323系上り(新大阪方面行き)24番線
○2番目…221系下り(西九条行き)21番線
○3番目…221系上り(新大阪方面行き)23番線
○4番目…323系下り(西九条行き)22番線
そしていよいよ営業列車として、特急「くろしお2号」(和歌山発、新大阪行き)が6:18に通過しました。通過番線は24番線です。
▲栄えある営業1番列車は、上りの「くろしお2号」(287系)。
2番目の営業列車は、特急「はるか1号」(京都発、関西空港行き)で、6:24に同駅21番線を通過しました。
▲21番線は全面ホームドアが設置されているため、このような見た目となります。
確認列車はしばらく往復をつづけていました。また、工事の仕上げは本日午前中いっぱいまで掛かっていた模様です。なお、本日は全列車が徐行で通過予定となっています。
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さて、この地下線からの福島駅方出口からはどのように見えるのでしょうか。
▲浄正橋踏切から、トンネル入り口方向を見たところ。一昨日までは水平にレールが伸びていたところが、地下に向けてスロープとなっています。P:松沼 猛(以下同)
▲下りの「はるか」が浄正橋踏切を通過中。この踏切はレールおよび道路面が掘り下げられました。
▲221系による確認列車が上ってきたところ。
▲下りの「くろしお」がスロープを上ってきたところ。
▲EF210-7が牽く貨物列車。この列車には後補機は付いていませんでした。
さて、この区間は本来は貨物線であり、今も貨物列車の走行が設定されています。急勾配ということもあり、後補機を連結して運転する計画ですが、これは一定以上のトン数の列車に限られるようで、取材中にやってきた貨物列車には後補機は連結されていませんでした。とはいえ興味深い運転形態が誕生することには変わりなく、今後大注目のスポットになると思います。
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