text:鉄道ホビダス編集部
先日公開して話題となった「行先表示機エディター」。これは新幹線の側面行先表示機を模したWeb上で遊べるエディターで、列車名、号数、行先、次駅表示を自由に打ち変えて遊ぶことができます。
そんな行先表示機エディターですが、この度アップデート!号数に数字以外の文字が打ち込み可能になったほか、「号数なし」のチェックボックスを入れることで号数表示を省略できるようになりました!
▲新しく号数表示に数字以外の文字が打ち込み可能に!また、号数も省略できるようになりました!
かゆいところに手が届くアップデート、「もう遊んだ」という人もまたもう一度、打ち変えて遊んでみてください!
また、Twitter上ではハッシュタグ「#行先表示機エディター」で作品を募りました。かなりの総数となり、まずはみなさん遊んでいただきましてありがとうございました。今回はそんな中から編集部が見つけた注目の力作をいくつかご紹介していこうと思います。
■役所でのお呼び出しが…?
(作成:@goluah_kacho)
よく役所などで使われる番号制の呼び出し機。「ピンポーン」のチャイムと共に番号が機械音声で読み上げられる「アレ」ですが、この呼び出し機風の表示機を作成したのがこちら。確かに現在の呼び出し番号と、呼び出し窓口、次の呼び出し番号と、まるで最初からそこに収まっていたかのような作例でした。役所の呼び出し機が新幹線の行先表示機風になる日も近い…?
■そんな1日も素敵。
(作成:@otter1_3g_tw2)
何もしない休日というのもたまには良いもので、ゆっくり身体を休めるために必要でもあります。そんな日のメッセージ返答のスタンプ代わりとして使えそうな表示がこちら。日付や曜日もこの表示機に相性のいい文言の一つです。行き先のところを今日やることとすればもっと広がりが見える、そんな作例でした。
■未来の列車から遊んでみたものまで!
(作成:@BlueSonic_P03)
このようなエディターを触るとき、まず実際に存在する列車の表示の再現、または予定されている列車の表示予想などを入れてニンマリする…。一通りやった後に段々と遊び始める、という流れが見える作例です。「はやぶさ1号」が札幌まで直通した日には、この表示も日常的に見られるようになるのでしょうか…?また、ちょうど公開日が3連休にかぶっていたこともあり、タイムリーなネタだったと言えるでしょう!
■帰り道、頭の中の急行列車
(作成:@yabusame1350)
はやる気持ちを抑えて帰る帰り道では、こんな表示が頭の中で出ているの、かも…?いつもの帰り道も、列車名を自分で設定して、こんな表示機で表示してみることで、ちょっといつもと違った気持ちで帰れるのかもしれませんね!
■最近この画面も見なくなりましたね。
(作成:@CMT_Railway)
列車が来ていながらも「NOT FOUND」な行先表示。いったいどこへ向かうのか、そもそも存在しないのにどうやって行き先を表示しているのか…、謎は深まるばかりですが、これはWebサイトのURLのリンクが切れた時に表示される画面が元ネタ。ホームページ全盛期、URLが変更になったり、はたまた閉鎖などでリンクが切れてしまったものをクリックしたときによく見られましたが、最近はちょっとご無沙汰しているな…と思った作例でした。
■その手があったか!と思わせた作例たち
(作成:@miditetu_JR)
今回表示機で様々な工夫をされている方が見られましたが、中でも種別カラーをダークグレーにして「回送」の単体表示を再現している例もありました。種別カラーの境界線がほぼわからない調色が素晴らしい作例です。これを応用すれば「臨時」や「団体」なども作れちゃいそうですね。
(作成:@toropius2000)
最後にはこちらを。高速の降り口とした表示機。本来これは列車の行先表示機を模したエディターだったのですが、このように表示させるとスンナリハマっているのがまた面白いところ。発想と視点がナイスな作例と言えるでしょう。
■実際に遊んでみよう!