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材料はほぼ100均! パタパタ表示機を自分で作ってみませんか?

2022.07.10

 黒い板がパタパタと回転しながら行先などを表示する「反転フラップ式案内表示機」。今年2月には京急川崎駅に残っていた表示機がLEDに交換され話題になりました。
 効率を考えると、表示したい内容に一瞬で変更でき、メンテナンスも容易なデジタルが主流になるのは時代の流れと分かっていても、目的の文字がやってくるまで律儀にパタパタし続ける姿には、健気さすら感じ、ついつい時間を忘れて眺めてしまうという方もいるのではないでしょうか。

 さて、今回はそんな“パタパタ表示機”を自分で作ってみました。材料はほぼ100円ショップで揃うものばかり。思い思いの列車名や行先を入れて、オリジナルのパタパタを楽しんでみませんか?

材料は以下のとおり。
・箱(今回はダイソーの「紙ボックス」を使用)
・竹串×15本ほど
・丸竹箸:×2本
・画用紙
・うすめの段ボールまたはボール紙
・ペットボトルのふた×2個

作り方

・パタパタの板を作る
まずは文字を入れるフラップを作りましょう。縦7センチ×横8センチにカットした画用紙を半分に降り、折り目部分にとがっていないほうから10センチにカットした竹串を置いて、糊や両面テープで開かないようにとめましょう。今回は、これを15個作りました。

コピー用紙を画用紙と同じサイズにカットし、行先や列車名などを書きましょう。注意したいのは、フラップに貼り付ける時には上下に切り分けて貼るので、細かい文字が中心に来ないようにしましょう。※黒い画用紙に白いペンなどで直接書き込む場合、コピー用紙は必要ありません。

このように2つ1組で文字を表示します。

・回転軸を作る
うすい段ボールを判型2センチのサイズで円形にカットします。そして、図のように竹串を通す穴をあけていきます。※回転軸部分の図面はこちらからダウンロードいただけます。

 

・箱を作る
ふたを外し、下の図のようにカットします。ふたの裏側にはカットしたふたのあまりを使って、上側に図のようなストッパーをつけます。箱本体には上から2センチの部分に、箸を通すための穴をあけましょう。

 

・組み立て
用意した材料は写真のようにセットします。ペットボトルのふたには穴をあけ、両サイドに差し込みます。

丸い段ボールの穴にフラップを差し込んだら完成です。

 リアルな行先を入れるもよし、架空の設定を考えるもよし。複数個作って組み合わせて遊ぶのも楽しいと思います。ボックスを黒くして本物っぽく演出したり、お子さんの夏休みの工作にもピッタリですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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