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【SNSで話題! 音符デザイン解説あり】JR西日本より新型電気式気動車DEC700が登場!

2021.08.11

text & photo:RM
取材日:’21.8.11 場所:下関総合車両所新山口支所
取材協力:西日本旅客鉄道

 西日本旅客鉄道では20年後のありたい姿を示した技術ビジョンにおいて、”持続可能な鉄道・交通システムの構築”を掲げており、さらなる安全性・安定性・快適の向上やメンテナンス技術の向上及び効率化、また次世代車両の転換に向けた技術検証を目的に、DEC700形を導入する。

 DEC700は8月中旬から、同社管内において性能確認試験が実施されることがアナウンスされているが、試験に先立ち車両が報道公開されたのでここで速報する。

 同車両は前述した通り電気式気動車だが、ハイブリット方式の変更にも対応しており、今後ハイブリットに改造しての試験も予定しているそう。

 また、報道公開の写真が公開されるやいなやSNS上では、音楽に知見のあるユーザーから「”レミド”になっていてデザインのこだわりがすごい!」という声が相次いだ。
 普段から楽譜になじみがある方ならピンとくるのだろうが、一般的にはなかなかわかりづらいので図にまとめた。

 図を見るとわかるとおり、側面にデザインされたDECの文字をドイツ語音名に読みかえると「D(レ)・E(ミ)・C(ド)」となり、DECが完成するというわかる人にわかる、なんとも粋なデザインとなっている。

 そのほか車内外のディテールはギャラリーにまとめたので、是非ご覧いただきたい。

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