モデラー必見の商品目白押し！JNMAフェスティバル出展商品ピックアップレポート！

text ＆ photo：RMM

　2021年7月4日に東京都立産業貿易センター台東館にてJNMAフェスティバルが開催されました。JNMAフェスティバルとはメーカー・モデラーの即売展示会で、毎年様々な商品がこの会場に出品されます。今年は新型コロナウイルス感染症対策の一環で、1時間毎の入れ替え制での開催となりました。今回はこのイベントに出展された商品の中で編集部がピックアップしたものをこちらでご紹介していこうと思います！

■マリンファクトリー

●DMV

　NゲージスケールのDMVで、3Dプリンタによる成型。下回りは企画中で来年を目指して設計中で、窓は抜かれず塗装表現となる見込み。イベント限定販売を予定しており、価格等は未定。

■T356X
メーカーWebサイト

●タキ22900

　富山出身の店主が北陸で見られた薬品系貨車をNゲージで製品化。まずはタキ22900形。この貨車は青化ソーダ輸送車で現役時代は川崎～新潟間を走っており、ソーダ輸送では珍しい黒いタンクの車体が特徴でした。台車とカプラー付属で、車輪のみユーザーが用意。カプラーはオリジナルのダミーカプラーが付くが、市販品と交換可能。車体は3Dプリンタによる成型。

●タキ1900

　続いてはタキ1900形貨車で、他メーカーから出ていない電気化学工業仕様車を製品化。特徴的な縦リブの形状が異なるハッチや、屋上のステップが山なり状になっているを再現しています。車体はタキ22900形同様の3Dプリンタによる成型、台車・カプラー付属で車輪はユーザーが用意。カプラーは市販品と交換可能。

■夢ソフトウェア工房
メーカーWebサイト

●キハ185系気動車用カーテンセット

　先日TOMIXから発売されたNゲージのキハ185系などに好適なカーテンセット。デビュー時用の白色、九州で見られた黄色、更新時の紫色が用意されています。

■東京ジオラマファクトリー
メーカーWebサイト

●駅舎B

　昨年設立された新興のメーカーからNスケールのストラクチャーが登場。こちらの駅舎はレーザーによるペーパー製で、塗装の必要はない仕様となっています。販売はネットがメインとなっており、駅舎のバリエーションは今後増やしていきたいとのことで、どのような展開をされるか注目したいところですね！

●駄菓子屋

　こちらも同じくNゲージスケールのストラクチャーで、よくある住宅地の駄菓子屋となっています。駅舎と同様、レーザーによるペーパー製で塗装は不要。

■T-TRAK Network
メーカーWebサイト

●保線用レール探傷車（自走タイプ）

　こちらは鉄道模型では珍しい、Nゲージスケールの新幹線用レール探傷車です。モデルは3Dプリンタによる成型となっており、台車はユーザーが用意（鉄コレ等）。黄色の警戒色と青のコントラストが魅力的なカラーリングとあり、コレクションの一つに加えたくなるモデルです。

●ヤ230

　こちらは新幹線用のをベースとして在来線用に製造されたレール探傷車。昭和40（1965）年に2両のみ製作された車両です。こちらも先述の保線用レール探傷車と同じく3Dプリントによる成型で、台車は鉄コレ等のパーツをユーザーが用意。

■あおぞら電車
メーカーWebサイト

●なろ急18号　電車LD（切妻電車）3両セット

　こちらはNナローの製品で、ナローゲージ車両をショートディフォルメ化。Nゲージと並べて楽しめるスケールです。イメージとして内部・八王子線風ですが、基本的にはフリーランスとなっています。モデルは3Dプリンタ（ナイロン）による成型で、材料の特性から独特の仕上がりの風合いとなる。ボディーのみで、下回りはロクハン製を使用します。

●なろ急17号　電車LC（雨宮風）