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ココが気になる!ベールに包まれた「ますこっとれいん」の詳細を紐解く!

2021.08.06

text:RMM
photo(特記以外):RMM
協力:企画室ねこまた

▲今回、編集部にメーカー彩色済みサンプルが到着したのでご紹介したい。ちなみにこちらはKATOの小型車両用動力ユニットを組み込んでおり、「Nゲージ化」されている。

 鉄道模型界で注目度が上がっているNスケールショーティーモデル「ますこっとれいん」ですが、この度2021年9月に発売が決定し話題となりました。今回は久々の登場となったNスケールでのショーティーモデルである「ますこっとれいん」の気になっているであろうポイントをピックアップして、こちらでご紹介しようと思います!

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 「ますこっとれいん」の車体はそれまでのショーティーモデルたちと同様の車体構成となっています。ただし、十字ピンや板リブで接合し、パーツ同士の噛み合わせの精度がより高まり、よりカッチリと組めるようになっています。

▲右側が今回新発売となる「ますこっとれいん」の車体内側。部品構成はそれまでのショーティーモデルたちと似ているが、各部寸法は異なる。

 また、説明書の順にパーツを組み進めていくと、先に組んだ部分が抜けなくする工夫も各所で見られます(順番を間違えると後から組めなくなる場合もあるので注意)。またこの「ますこっとれいん」はKATOのポケットライン及び小型車両動力が対応とされており、気になるポイントの一つである「Nゲージ化」もすることができます。

▲旧型国電の屋根上は形式や経緯によってさまざまな違いを持つ。「ますこっとれいん」ではベンチレーターの配置はユーザー加工となる。
写真:メーカー提供

 それまでの多くのショーティーモデルと大き異なるのは「ますこっとれいん」ではスケール通りの軸距の台車を再現している点。そのため、足回りがそれまでのものより一層引き締まって見える形になりました。
 また、屋根上ベンチレーターは屋根裏面の下穴(ガイド)に沿ってピンバイス等で穴開け加工を施して取付ける形となります。少々組立てが複雑にはなりますが、これにより実車同様の違いを持つこだわりの屋根上を再現することができます。

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