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特集・コラム

小湊鐵道 キハ40 2、JR時代の塗色を活かして営業運転開始!

2021.04.26

text & photo:RM
取材日:’21.4.13 場所(走行写真以外):小湊鐵道五井車庫
取材協力:小湊鐵道

 内房線の五井から房総半島中央部の観光地・養老渓谷を経て上総中野までの39.1kmを結ぶ小湊鐵道は、全線単線・非電化、かつ昔懐かしい里山の風景を随所に残す路線として今注目度が高まっている。

▲五井駅跨線橋からの、おなじみの眺め。長年ほぼ単一形式であった中に、JR東日本カラーのキハ40形が異彩を放っている。

 同社所属の営業車両は長年キハ200形全14両にて統一されていたが(「里山トロッコ」を除く)、JR東日本で廃車となったキハ40形の譲渡を受け、徐々にキハ200形を置き換えていくことになった。

▲単行で試運転を行うキハ40 2。山深い只見線とは勝手の違う近郊的光景か…? なお、この日の試運転は五井~上総牛久間で1日1往復行われた。 

小湊鐵道 上総山田~光風台

 その第1陣となったのが、2020年3月まで只見線で活躍していた郡山総合車両センター会津若松派出所所属のキハ40 2021・2026の2両。うち2026番の方が、小湊鐵道キハ40 2と付番され、2021年4月23日の貸切運行から営業運転に投入された。

▲2-4位側を見る。ほぼJR時代の外観そのまま(再塗装も行われていない)のように見える。

 同車についての詳細はレイル・マガジン2021年7月号(449号)にて紹介するが、ここではダイジェストにてそのフォトギャラリーをお届けしよう。

 なお、もう1両のキハ40 1(元キハ40 2021)は、塗色変更(キハ200形に準じたクリーム+朱色)、各部検査の上、もう少し先の営業運転投入となる。

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