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特集・コラム

シーナリー散歩 Scene:3-1 銚子電鉄 外川駅(ありがとう外川)

2021.03.21

取材日:’21.2.25
text & photo(特記以外):羽山 健(RM)
同行取材:遠藤イヅル

 レイル・マガジンで好評連載中の「シーナリー散歩」。全国の鉄道路線を訪ね、思わず模型にしてみたくなるような魅力的なシーナリーを見つけてご紹介しております。3月19日に発売となった2021年5月号の連載第3回では銚子電気鉄道を取り上げました。このWEB編ではその補完記事を週刊でお届けします。今回は初回として、終端の外川(とかわ)駅を見ていきます。

▲昭和時代から変わらぬ佇まいの外川駅駅舎。

 銚子電鉄と言えばここ近年は菓子の「ぬれ煎餅」や「まずい棒(「経営がまずい」というのを自虐したネーミングで、味は美味しい)」、自主制作映画『電車を止めるな!』など、鉄道事業の苦境を逆手に取った非常にユニークな取り組みで知られています。千葉県の東の突端である銚子市にあって、総武本線の終点・銚子から外川を結ぶ6.4kmのミニ私鉄です。

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