JR東海では、2024年3月16日(土)にダイヤ改正を行う。主な内容は、以下となる。
(1)早朝・夜間時間帯に臨時「のぞみ」を増設
(2)早朝時間帯に新横浜始発山陽新幹線直通の臨時「のぞみ」を新設
(3)山陽新幹線へ直通する最終「のぞみ」を繰り下げ
(4)夜間時間帯の下り「ひかり」の列車間隔を改善
(5)下り三島・静岡始発「こだま」を繰り上げ
(6)中央線では、315系統一により、所要時間を短縮
(7)中央線の昼間時間帯の快速列車をすべて新守山・神領に停車
(8)名古屋発着の特急「しらさぎ」は、すべて名古屋~敦賀間で運転
‘22.3.5 中央本線 金山 P:横田篤史
(鉄道投稿情報局より)
(1)早朝・夜間時間帯に臨時「のぞみ」を増設
東京~新大阪間の臨時「のぞみ」を早朝時間帯に下り1本、夜間時間帯に上り2本増設し、利用が多く見込まれる日に運転する。上り1本については、定期最終「のぞみ」の6分後の新大阪21:30発とする。
(プレスリリースより)
(2)早朝時間帯に新横浜始発山陽新幹線直通の臨時「のぞみ」を新設
2023年3月のダイヤ改正で相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業に合わせて新設した、新横浜始発新大阪行の下り臨時「のぞみ」を、連休初日や繁忙期などに、博多行として運転する。
(プレスリリースより)
(3)山陽新幹線へ直通する最終「のぞみ」を繰り下げ
岡山への最終「のぞみ93号」について、東京発時刻を6分繰り下げ、20:39発とし、首都圏でより長く滞在できるようになる。なお、東京~岡山間の所要時間を7分短縮する。また、西明石の停車列車を、「のぞみ93号」から、後続の「のぞみ95号」姫路行に変更する。これにより、西明石への最終列車の東京発時刻は21分繰り下がり、20:54発となる。
(プレスリリースより)
東京への最終「のぞみ64号」の博多駅発車時刻を1分繰り下げ、19:00の発車とする。山陽エリアの停車駅から東京への所要時間も1分短縮する。
(プレスリリースより)
(4)夜間時間帯の下り「ひかり」の列車間隔を改善
夜間時間帯に、静岡・浜松・豊橋に停車する下り「ひかり」の列車間隔を改善するとともに、停車回数を増やす。
(プレスリリースより)
(5)下り三島・静岡始発「こだま」を繰り上げ
静岡発下り「こだま765号」を三島発とし、三島~静岡間で増発する。これにより、三島・新富士の下り始発列車時刻を約40分繰り上げる。静岡始発の下り「こだま763号」を5分繰り上げ、静岡~三河安城の下り始発列車時刻を繰り上げる。
(6)中央線では、315系統一により、所要時間を短縮
名古屋~中津川間を運転するすべての快速・普通列車を315系に統一したことにより、最高速度を110㎞/hから130㎞/hに引き上げたダイヤとし、朝夕時間帯において、名古屋~多治見間で平均1分、名古屋~中津川間で平均3分所要時間を短縮する。
(7)中央線の昼間時間帯の快速列車をすべて新守山・神領に停車
昼間時間帯に名古屋~瑞浪・中津川間を運転する快速列車はすべて、新守山と神領に停車させ、「区間快速」として運転する。なお、区間快速が運転する昼間時間帯は、利用状況を踏まえ、名古屋~高蔵寺間の普通列車を1時間あたり最大2本削減する。
(プレスリリースより)
(8)名古屋発着の特急「しらさぎ」は、すべて名古屋~敦賀間で運転
北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業することに伴い、名古屋~金沢間で運転している特急「しらさぎ」の8往復すべてを、名古屋~敦賀間の運転とする。また「しらさぎ」の指定席を拡大し、全席指定席として運転する。