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北陸新幹線試運転車両がついに敦賀駅へ…歓迎セレモニー実施

2023.10.02

text & photo:RM
取材日:’23.10.1 場所:敦賀駅
取材協力:敦賀市新幹線整備課

 2024年3月16日に金沢~敦賀間が延伸開業となる北陸新幹線。2023年9月23日に「East i」車両を使用した最初の試運転車両が入線し、9月26日からは営業用のW7系を使用した試運転が行われています。

 W7系での試運転が開始されて最初の日曜日となった10月1日、新規開業となる6駅では歓迎セレモニーが実施されました。RMでは終着駅となる敦賀駅での同セレモニーを取材しました。

▲くす玉開被のシーン。

 

▲試運転列車の最後尾。

▲北陸新幹線ホームの駅名板。次駅は越前たけふとなります。

▲女性運転士に花束が贈呈されました。

▲引き上げ線に引き上げる試運転列車のお見送り。

▲使用された編成はW7系W13編成でした。

敦賀駅の新幹線および在来線特急用新ホームについて
 当面、北陸新幹線の終着駅となる敦賀駅ですが、新幹線のホームは従来の在来線ホームの真横ではなく、200mほど新疋田寄りの高い位置に2面4線(11~14番線)が設置されました。また、これに接続する在来線特急「サンダーバード」(京都・大阪方面)・「しらさぎ」(米原・名古屋方面)用には11~14番線の真下に近い場所にやはり2面4線で新設の31~34番線ホームができ、最短距離で乗り継ぎができるよう考慮されています。ただし、新幹線と在来線では階数が違うため、エスカレーター・エレベーターによる上下方向の移動が必要。また、西九州新幹線で実施されている対面乗換方式ではなく、途中に改札も設置されています。

▲新幹線ホームは8階相当の高い位置にあります。2面4線で番線は11~14番線となります。

▲新幹線ホーム直下のコンコース。11~14番線の乗り場案内とエスカレーターが奥に見えます。

▲上写真の背後を振り返ったところ。改札があり、在来線(JR線およびハピラインふくい)への乗換口となります。

▲上写真の改札部分を近くかつ逆方向から見たところ。

▲上写真からさらに背後に引いたところから。31~34番線はこの直下になります。

▲在来線特急用に新設される31~34番線ホーム(現在はまだ未使用)。次駅は新疋田と表示。

▲33・34番線の発車案内表示機。なお、31・32番線は降車専用ホームとなります。

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P:宮島昌之

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