JR東日本では、2023年度から「センターサーバー方式」を採用した新しいSuica改札システムを導入し、Suica共通基盤化を推進すると発表した。
■概要
運賃計算などの処理は全てセンターサーバーで実施する。なお、Suicaの利用方法は従来と同じ。
(プレスリリースより)
■導入エリア・時期
5月27日(土)から北東北3エリアの45駅に本システムを導入する。なお、首都圏・仙台・新潟エリアについては夏以降に順次導入を進めていく。
(プレスリリースより)
■特徴
高速なサーバーおよび通信ネットワークにより、首都圏の鉄道利用に求められる高速な処理に対応する。
(1)サービス機能の拡張性向上
サーバー台数の変更や他サーバーシステムとの連携などにより、サービス機能の拡張性が向上できる
(2)処理スピードの向上
現行の改札機とくらべ、処理スピードが速くなり、複雑な計算処理が可能になる
(3)スピーディな改修とコストダウン
将来の機能向上などの改修作業において、工期短縮がはかられ、コストダウンにつながる
(プレスリリースより)
■本システムの導入により実現できるサービス
本システムや鉄道チケットシステムの導入を通じ、これまでの Suica サービスを革新するプラットフォームを整備していく。それにより、これまでの Suica サービスに加えて「新しい Suica サービス」の提供を可能とし、JR 東日本グループをシームレスに利用できる「Suica サービスの将来像」の実現を目指していく。
(プレスリリースより)
●Suica エリアの統合
(プレスリリースより)
●鉄道における柔軟なSF割引商品の提供
(プレスリリースより)
●生活サービスと移動を融合した商品の提供
(プレスリリースより)
●ワンストップでシームレスな移動の提供
(プレスリリースより)