text & photo:RM
取材日:’23.2.25
取材協力:福井鉄道
福井鉄道はこの春に運行を開始する予定の新型車両、「F2000形フクラムライナー」を報道公開しました。
アルナ車両が製造した新型は、車内の床を最大限低く設定し、ホームとの段差がフラットになっているのが特徴で、乗降のしやすさが追及されています。また、渡り板も設置されているので、車いすでの乗降にも対応しやすくなっています。
また、走行に応じて電力をコントロールして駆動を制御するVVVFインバーターを採用しているほか、回生発電ブレーキを装備することで、省エネ性能も優れたものとなっています。
車内はロングシートをメインに、車いすスペースも2か所設けられており、収納ができる腰掛としても使用可能です。一方、使い勝手の良さを追求しながらも、出入り口付近のつり革を福井県に縁がある「カニ」や「レッサーパンダ」デザインとする遊び心も、乗客に豊かな時間を提供してくれそうです。
福井の青い空と緑の大地が車体色として表現されたF2000形は、3両1編成が導入されます。
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