鉄コレから新製品として広島電鉄と長崎電気軌道の車両がそれぞれ発売となった。広島電鉄の車両からは700形707号と650形652号が登場。700形は1982〜85年かけて11両が導入された車両で、今回鉄コレからは初のモデル化となる。吊り掛け駆動に前面幕が大型の2次車がプロトタイプとなっている。 1980年代の路面電車らしいスクエアな車体が魅力的だがこちらはもちろん新規金型とありモデラー注目の一品となった。650形652号は1942年に登場した広島電鉄初の大型ボギー車。戦禍を駆け抜け、現在に至るまで現役で活躍を続ける同車は「ヒロシマ復興のシンボル」とも言われる。鉄コレでは 2016年に事業者限定品として同じく650形の651号がモデル化されており、今回製品はそのバリエーション。一般販売品としては初の製品となる。
（画像：トミーテック提供）
長崎電気軌道の車両からは3000形に追加バリエーションが登場。地元Jリーグクラブ「V・ファーレン長崎」のラッピング電車となっている3001号車を再現している。クラブのエンブレムやマスコットの「ヴィヴィくん」が描かれた賑やかなデザインを印刷で再現している。
製品詳細は下記の通り。
- 広島電鉄700形 707号：2,750円（税込）
- 広島電鉄650形 652号：2,750円（税込）
- 長崎電気軌道 3000形3001号車 V・ファーレン長崎ラッピング電車：5,940円（税込）
詳しくは下記メーカーWebサイトへ。
