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東急電鉄は、2023年3月18日にダイヤ改正を行うと発表すると同時に、その概要を公開した。
最も大きなトピックスは東横線、目黒線が相鉄線との直通運転を行う東急新横浜線の開業だが、同時に旅客運賃の改定も発表されており、利便性の向上に伴う利用料の適正化が同時に盛り込まれた格好だ。各項目の詳細は以下のとおり。
◎東急新横浜線開業に伴う運行形態の変更について
■内容:東横線および目黒線が相鉄線との直通運転を開始。※一部の列車は新横浜駅にて折り返し運転。それに伴い、東急新横浜線から早朝新横浜駅始発下りの東海道新幹線へ乗り換えが可能となる。
■運転本数
・相鉄線⇔東急新横浜線⇔東横線⇔東京メトロ副都心線
平日:38本(相鉄線内より副都心線方面)、35本(副都心線方面より相鉄線内)
土休日:30本(相鉄線内より副都心線方面)、30本(副都心線方面より相鉄線内)
・相鉄線⇔東急新横浜線⇔目黒線⇔東京メトロ南北線
平日:20本(相鉄線内より南北線方面)、18本(南北線方面より相鉄線内)
土休日:14本(相鉄線内より南北線方面)、15本(南北線方面より相鉄線内)
・相鉄線⇔東急新横浜線⇔目黒線⇔都営地下鉄三田線
平日:30本(相鉄線内より三田線方面)、31本(三田線方面より相鉄線内)
土休日:31本(相鉄線内より三田線方面)、31本(三田線方面より相鉄線内)
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◎運行ダイヤの見直しについて
各線の運行本数についての変更はこちら
◎有料座席指定列車「S-TRAIN」の運行時刻繰り下げについて
◎旅客運賃の改定について
■内容:運転キロ数に応じて、ICカードで14~60円、切符利用で10~60円の値上げ。例えば渋谷-横浜間はこれまでの272円(IC)、280円(切符)に対して、309円(IC)、310円(切符)となる。均一性の世田谷線はICカード利用で13円、切符利用で10円の値上げ。
東急新横浜線新横浜駅~新綱島駅の区間、または同区間と他の区間とにまたがって乗車する場合には、基本運賃に加えて、以下の通り加算運賃を設定。
・普通旅客運賃(大人) 70円
・通勤定期旅客運賃(大人1か月) 2,620円
・通学定期旅客運賃(大人1か月) 970円
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