1982年6月23日に、東北新幹線の最初の区間・大宮~盛岡間が開場して、今年で40周年です。JR東日本では、これを記念した団体専用列車「なつかしのあおば号」を、2022年6月25日(土)、仙台~上野間で運転することになっており、6月上旬に登場したE2系「200系カラー」のJ66編成が充当されます。
▲「なつかしのあおば号」に使用される、200系カラーのE2系J66編成。
‘22.6.12 上越新幹線 高崎~上毛高原 P:蔵光 淳
(鉄道投稿情報局より)
振り返ると、東北新幹線では5年ごとの「周年イヤー」に記念となる列車を走らせてきました。
◎東北新幹線大宮開業30周年記念号
▲10年前にはまだ現役だった200系で運転された記念列車。
‘12.6.23 東北新幹線 大宮 P:松沼 猛
今から10年前の「30周年イヤー」の際、200系リバイバルカラーのK47編成を用いた「やまびこ235号」が、大宮→盛岡間で運転されました。先頭部の連結器カバーや側面窓周りの緑帯には「30th Anniversary」と記された特別装飾が施されました。
◎東北新幹線開業35周年記念号
▲E4系で、仙台→上野間で運転された「東北新幹線開業35周年記念号」。
‘17.6.24 東北新幹線 新白河 P:寺尾武士
▲E5系で、新潟~大宮~八戸間往復で運転された「東北新幹線開業35周年記念号」。E5系が上越新幹線に乗り入れた貴重な列車となった。
‘17.7.9 上越新幹線 上毛高原~高崎 P:松沼 猛
5年前となる「35周年イヤー」でも、記念列車が様々な趣向で運転されました。既に200系は全廃となっていたため、車両自体は当時の主力車両が使用されましたが、例えば東北新幹線からは既に撤退していたE4系による記念列車であるとか、通常は東北・北海道新幹線でしか見られないE5系が上越新幹線に入り、大宮でスイッチバックして東北新幹線に直通する列車であるとか、それぞれ乗車した方には良い思い出になったことでしょう。
今回の40周年記念列車でも、乗る人、撮る人それぞれに良い思い出になりますように…!
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