JRが発足して間もないころ、JR貨物が門司区のDE10 1582を改造し、北九州地区で入換機の無線操縦試験をした。結局無線操縦は実用化されなかったが、無人で動く機関車への注意喚起のためキャブ屋根近辺に多数の回転灯、スピーカーを設置した異端の風貌で注目を集めた。これら装備は撤去されないまま首都圏に転属し、最後は主に川崎地区を活躍の場として2008年に廃車。写真は安善駅で米タンの入換をしていたころ。 ‘04.2.13 鶴見線 安善 P:小西和之