text:RM photo:九州旅客鉄道提供
山口県の日立製作所笠戸事業所にて製造されたJR九州西九州新幹線N700S第1編成について、車両基地のある大村に向け、2022年1月5日に先頭車から船積みが開始された件は既報だが、翌1月6日に行われた中間車の船積み、および同日夕刻の出航のシーンについても続報としてお伝えしよう。
艀に6両1編成全車が積載され、夕刻の瀬戸内海へ出航。
先頭車2両が既に積載されていた艀は、前後向きを変えて接岸され、中間車を順次積載していく。
画面左手、既に積載されているのが5号車で、クレーンで吊り下げられているのは4号車。
中間車4両が整然と積載された状態。
艀の前後方向に先頭車・中間車が並べられた。
夕刻、出航間近の艀。
タグボートに牽かれて離岸の瞬間。
タグボートは最初後ろ向きで、艀は先頭車方が前方だったが…。
少し沖合でタグボートが位置を入れ替え…。
タグボート前向き、艀は先頭車が後ろ向きになる方向で、出航していった。
翌1月7日には、福岡沖の玄界灘に現れ、QUEEN BEETLEからその模様を見学するツアーも無事に実施された。
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