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特集・コラム

8月の鉄道のデキゴト「最南端の鉄道『ゆいレール』開業!(2003年)」

2021.08.30

text:RM

現状沖縄県で唯一の鉄道

 「○月の鉄道のデキゴト」は、当月にあった過去の鉄道の「デキゴト」(路線の開通や車両の新製・廃車、そのほかの事件など)を振り返るコーナーです! ティーブレイクにでも気軽にお楽しみください!

▲国場川橋梁を渡る1000形2両編成。京急電鉄のラッピング車だ。元日の撮影だが夏を思わせる陽光なのはさすが沖縄。
‘21.1.1 沖縄都市モノレール 壺川~奥武山公園 P:吉原勇樹(今日の一枚より)

 今回は、18年前となる2003年8月のデキゴトから振り返ってみましょう。現在、沖縄県唯一の鉄道(軌道系公共交通機関)となる沖縄都市モノレール(愛称:ゆいレール)が、この年の8月10日に開業。これは沖縄県の鉄道としては実に58年ぶりの復活とも言えることでした。

 第二次大戦で激戦地となり、戦後は長くアメリカ統治下に置かれた沖縄は、鉄道不毛の地と言わざるを得ない状況でした。しかしさらに遡れば実は沖縄電気軌道なる路面電車や、軽便鉄道である沖縄県営鉄道などが存在していたのです。前者は戦前のうちに業績不振により廃止、後者は戦争によって破壊し尽くされそのまま復活しなかったという、悲しい歴史があります。

▲2019年の新規開業区間を行く。勾配や曲線が多く、ゴムタイヤを持つモノレールの特性が大いに発揮されていることがわかる。
‘19.10.2 沖縄都市モノレール 経塚〜浦添前田 P:森 政貴(今日の一枚より)

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