JR西日本後藤総合車両所では、毎週、車輌の検査や修繕の様子、車輌整備ならではの珍しい設備を見学できる「後藤総合車両所見学ツアー」を実施しているが、このたび、後藤総合車両所運用検修センター内にある扇形車庫の公開を見学ツアーのオプションとして追加することを発表した。◆開催時期 2016(平成28)年11月2日の後藤総合車両所見学ツアーからオプションとして追加。◆開催場所 後藤総合車両所 運用検修センター◆内容・扇形車庫見学 扇形車庫内を歩きながら見学、古レールを使用した支柱や車庫内に留置中の車輌を見学できる。・業務紹介・見学(※) 映像の視聴などにより運用検修センターの業務を紹介する。また、一部の検査業務の様子を実際に見学できる。 ※開催日により見学できる車輌など、見学内容が変更となる場合がある。◆対象 後藤総合車両所見学ツアー申込者の中で希望する方◆行程 10:30 米子駅にて集合(社員が改札口付近で出迎え。扇形車庫まで徒歩約15分。) 10:45~ 扇形車庫内見学、業務紹介・見学、写真撮影など 11:30頃 現地にて解散 (13:30~ 後藤総合車両所本所にて車両所見学ツアー開始)◆申込方法 従来の後藤総合車両所見学ツアー申込時に合わせて、申込用紙にオプションの希望を記入する。 ※イベント情報「後藤総合車両所見学ツアー」より申し込むこと。◆その他(扇形車庫の概要) この扇形車庫は、現在も日々、機関車や気動車が出入りする現役施設。1902(明治35年)、山陰鉄道開業時に米子機関区車庫として建設された、れんが造り車庫が1955(昭和30)年に改築され現在に至る。1920年代に製造された官営八幡製作所製やテネシー社製の古レールが支柱に再利用されており、鉄道の歴史上貴重な材料を使用して造られた構造物。●詳しくはこちらを参照●JR西日本 ウェブサイト