JR西日本は、嵯峨野線京都~丹波口駅間の新駅設置について、昨年、京都市との間で基本合意したが、このたび新駅舎のデザインなどの概要が決定した。◆新駅計画概要・高架下駅舎(約1,000平方メートル)・ホーム(相対式2面:幅員3メートルから6.7メートル)・旅客上家(屋根)・エレベーター(2基:各ホーム1基)・エスカレーター(4基:各ホーム上下1基ずつ)・自動改札(4通路)・券売機(3台)◆新駅舎の特徴 基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識していただきつつ、地域との連携を育むデザイン」とした。 京都の町並みの「縦格子・縦縞」、京友禅の反物の「縦長矩形」、工芸品に用いられる「梅柄(光琳梅)」を引用するとともに、公園と調和し、地域のシンボルとなるように、ホームの外壁や入口部を曲面として、京都らしい色彩計画とする。◆開業予定 2019(平成31)年春開業予定◆その他 工事着工に先立ち、2016(平成28)年9月19日(月・祝)に安全祈願祭・起工式典を開催する。●詳しくはこちらを参照●JR西日本 ウェブサイト