JR東日本は5月14日、キハ40系改造のリゾートしらかみ「橅(ブナ)」編成の後継車輌として、HB-E300系ディーゼルハイブリッド車輌のリゾートしらかみ「橅(ブナ)」編成を製作することを発表した。▲HB-E300系リゾートしらかみ「橅(ブナ)」編成の外観イメージ。デザインは「KEN OKUYAMA DESIGN(代表:奥山清行氏)」が担当する。 画像:JR東日本 プレスリリースより(下画像とも) HB-E300系のリゾートしらかみ「橅(ブナ)」編成は、2010年12月より営業運転を開始しているリゾートしらかみ「青池」編成と同じく4輌編成。 外観は「橅(ブナ)」の木立をグラデーションで表現し、ナチュラルなグリーンの濃淡で優しい木漏れ日を感じさせるデザインとし、客室内は雄大な白神山地や夕陽の沈む日本海などの美しい風景を車内から楽しめる開放感のある空間、窓として、沿線のシンボルである橅や杉などの木材を取り入れて温かみと安らぎを演出する。 また、中間車輌に新たなソファータイプBOX席やフードカウンターを設置し、フードカウンターでは沿線の「食」も提供する。 このHB-E300系リゾートしらかみ「橅(ブナ)」編成は、2016年7月から9月に実施される「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」にあわせて営業運転を開始し、奥羽本線・五能線(秋田~東能代~川部~弘前・青森)で運用される。▲中間車に設けられる、ソファータイプBOX席とフードカウンターのイメージ。●JR東日本 ウェブサイト