ニュース
JR東日本 2015年3月ダイヤ改正について
2014.12.19
・北陸新幹線長野～金沢間開業
東京～金沢間運転の〈かがやき〉（速達タイプ）は朝・夕時間帯を中心に10往復運転する。最速達の〈かがやき〉は東京～金沢間を2時間28分、東京～富山間を2時間8分で結ぶ。
・北陸新幹線アクセス特急〈しらゆき〉運転開始
新潟方面から北陸新幹線へアクセスする特急〈しらゆき〉を新潟～上越妙高・新井間で運転する。使用車輌はE653系4輌編成。これにあわせて特急〈北越〉の運転を取り止める。
・上越新幹線の輸送体系見直し
データイムを中心に一部運転本数を見直し〈とき〉〈たにがわ〉は減便となる。
・寝台特急〈北斗星〉運転取り止め
北海道新幹線開業に向けた「総合監査・検査」などの実施による青函トンネルの夜間作業間合いの拡大や車輌の老朽化に伴い、寝台特急〈北斗星〉（上野～札幌間）の運転を取り止める。なお、「総合監査・検査」などを実施するスケジュールと調整を図り、運転可能な日は臨時列車として運転する。
・上野東京ライン開業
宇都宮、高崎線と東海道線で相互直通運転を開始する。常磐線は品川駅まで直通運転を開始する。朝時間帯の到達時分について、宇都宮・高崎線は大宮～東京間36分（7分短縮）、大宮～品川間46分（10分短縮）、常磐線快速は柏～東京間39分（7分短縮）、柏～品川間49分（8分短縮）となる。
・常磐線特急は全74本中44本が品川駅発着
常磐線特急〈ひたち〉〈ときわ〉について、データイム（10～16時台）は全て品川駅発着（上下28本）となる。
・東京メガループ線区（武蔵野・京葉・南武・横浜線）を増発
・〈成田エクスプレス〉で「座席未指定券」を発売
乗車日・乗車区間のみを指定し、列車・座席を指定しない特急券「座席未指定券」を新たに発売する。なお、満席時のみに発売している「立席特急券」の発売を取り止める。
・房総方面の特急列車見直し
特急〈わかしお〉のデータイム上下2本の運転を取り止め、その他一部列車の運転区間を見直し、特急〈さざなみ〉は朝および夕夜間帯の上下4本の運転を取り止め、全ての列車の運転区間を東京～君津間とする。特急〈しおさい〉はデータイムの列車など上下3本の運転を取り止め、特急〈あやめ〉は定期列車上下4本の運転を取り止める。
・石巻線の運転を再開
東日本大震災により運転を見合わせている石巻線浦宿～女川間（2.3km）は、2015年3月21日（土）に運転を再開する。運転本数は震災前と同じ11往復。
・奥羽本線・高擶～天童間に「天童南（てんどうみなみ）」駅を開業する。普通列車が下り18本（土休日は19本）、上り17本停車する。高擶～天童南間、天童南～天童間はそれぞれ所要時間約2分で運転する。
・京浜東北線快速列車停車駅見直し
データイムに新たに神田駅に停車、土休日には御徒町駅にも停車する。
・横須賀線〈おはようライナー逗子〉〈ホームライナー逗子〉の運転を取り止め
・JR東日本とえちごトキめき鉄道との直通運転について
JR東日本新潟支社では、新潟（JR東日本）～新井（えちごトキめき鉄道）間に快速列車を2往復運転する。車輌は115系3輌編成（全車自由席）。また新潟（JR東日本）～糸魚川（えちごトキめき鉄道）間にも快速列車を1往復運転する。車輌は485系6輌編成（全車自由席・一部グリーン車）。（グリーン席利用の場合は普通列車グリーン料金が必要となる。）
・特急〈はくたか〉、特急〈北越〉、快速〈くびき野〉、快速・普通〈妙高〉運転取り止め
北陸新幹線長野～金沢間開業に伴い、特急〈はくたか〉（越後湯沢～金沢・福井・和倉温泉間）13往復、特急〈北越〉（新潟～金沢間）5往復、快速〈くびき野〉（新潟～新井間）3往復、快速・普通〈妙高〉（直江津～長野間）3往復について、運転を取り止める。また、〈おはよう信越〉〈らくらくトレイン信越〉の編成が485系6輌編成からE653系4輌編成に変更となる。あわせて〈らくらくトレイン信越〉〈らくらくトレイン村上〉の女性専用車の設定を終了する。
・信越本線朝時間帯に直江津から長岡まで快速列車を1本運転
車輌は115系3輌編成（全車自由席）。
・磐越西線で運転されている485系快速〈あいづライナー〉について車輌の老朽化に伴い、運転を取り止める。
