JR東日本新潟支社は、北陸新幹線長野~金沢間開業に伴い、新潟~上越妙高間(一部は新潟~新井間)に特急〈しらゆき〉を運転する。
使用する車輌は、常磐線で使用していたE653系車輌をリニューアルして投入する。
車体の塗装色は信越本線を走行する特急〈しらゆき〉に相応しい、新たなデザインとしている。
○投入車輌
E653系(1100番代)
○投入線区
信越本線
○投入時期
2015年3月14日
○編成数
16輌(4輌×4編成)
【E653系車輌の概要】
・形式
E653系(1100番代)
・編成
4輌編成
・車体
アルミ車体
・座席数266席
○デザイン
車体全体を列車愛称名〈しらゆき〉をイメージし、アイボリー系のホワイトで柔らかな印象を表現し、紫紺を車体上部および下部に配することで、沿線に広がる日本海の海と空の青さを、朱色で沿線の特徴でもある日本海に沈む夕日の海面への映り込みをイメージした。
特急〈しらゆき〉が走行する沿線の風景を融合させ、E653系の持つ洗練されたデザインを損なうことなく、スピード感と美しさを表現している。
▲車外イメージ 画像提供:JR東日本新潟支社
○車内について
車内については暖色を採用し温かみのある車内を表現し、E7系、W7系車輌の普通座席に使用されているモケットデザインに近いものを採用することで北陸エリア~新潟までの車内イメージに連続性を持たせた。
▲車内イメージ 画像提供:JR東日本新潟支社