糸魚川市では、平成27年春の北陸新幹線開業に向けて、糸魚川駅および駅周辺の整備事業を進めているが、糸魚川駅新幹線駅舎(3階建)の1階に市施設を整備し、そこにかつて大糸線を走っていたキハ52を展示する。また、糸魚川駅構内で機関車検修の場として活躍してきたレンガ車庫の3連アーチ外観を駅前で復元再築する。
▲南口駅前広場イメージパース
画像提供:糸魚川市
この施設の屋内にレールを敷設し、その上にキハ52 156を設置、車内を公開するが、レールについてレンガ車庫の3連アーチから屋外へ1車輌分ほど延長して、車輌を移動させることを可能とする。なお、キハ52のエンジンは不動のため、車輌移動機を使用して移動させる予定。この屋外での移動展示は晴天日の土日祝日などに行いたいとしている。
現在、キハ52 156については石川県白山市の金沢総合車両所で屋内にて保管されており、平成26年度中に糸魚川駅へと輸送される予定で、輸送時には糸魚川市の公式ウェブサイトにて案内をする。
この新幹線駅舎1階市施設には、ジオパークを中心とした観光情報の発信施設やNゲージ、HOゲージのレンタルレイアウトが設けられる予定。