▲9000系は現在グラデーションデザインの大井町線帯を前面に配しているが、今回写真のような東横線で運用されていた時代の赤色帯へ復刻される。
‘13.3.15 東急電鉄目黒線 田園調布―奥沢 P:森 康平
(鉄道投稿情報局より)
東急電鉄は、2025年4月12日(土)から、大井町線で運行している9000系1編成の先頭車正面の帯を、現在のオレンジ色のグラデーションから1986年のデビュー当時に使用していた赤色に復刻すると発表した。
9000系は1986年にデビューし、主に東横線で活躍していたが、2013年のの東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始に伴い、大井町線に転属した。その際、前面帯が大井町線特有のグラデーションデザインに変化した。
9000系はデビューから2025年で39年を迎え、後継車である5両編成である6020系の導入に伴い、数年後には引退が予定されている。大井町線の運転士・車掌から「長年にわたりご利用いただいたお客さまに感謝の気持ちをお伝えしたい」との声があがり、今回の復刻が決定した。今後は西武鉄道へ「サステナ車両」としても譲渡される予定となっており、より注目が集まることになりそうだ。
また、今回の帯色復刻に伴い、2025年5月18日(日)に有料撮影イベントを予定しているという。詳細は下記の通り。
■運行期間
2025年4月12日(土)から当面の間
※運行開始日は変更となる場合があります。
■車両
東急9000系1編成(5両編成)
※編成番号は9001F
■運行区間
大井町線(大井町~溝の口間)
※早朝・深夜には大井町~鷺沼間の列車もあり。