伊豆箱根鉄道は、大雄山線5506編成を、南足柄市で品種登録された桜「春めき」をイメージした「ピンク色」に塗り替えて、4月4日(金)より「春めき電車」として運行を開始する。
大雄山線は、1925年10月15日に大雄山最乗寺への参詣鉄道として開業し、本年開業100周年を迎える。今回の「春めき電車」の運行は、大雄山最乗寺をイメージした天狗色(朱色)の「天狗電車」、南足柄市の市の花「リンドウ」をイメージした紫色の「リンドウ電車」、小田原市の「柑橘類」をイメージしたオレンジ色の「オレンジトレイン」に続く、大雄山線開業100周年に向けた施策の第4弾。今回の塗装により、大雄山線で活躍している7編成の列車の車体がすべて異なる色となる。
同社によれば、「大雄山線開業100周年に向け、色鮮やかで、沿線の地域資源をイメージした電車を運行することで、沿線地域の魅力を発信してまいります。」とのことだ。
また、大雄山線開業100周年を記念し、ロゴマークが制作された。このロゴマークは現業社員のアイデアを持ち寄って作成されたもので、7色カラーの電車と大雄山駅の三角屋根の駅舎がイメージされている。今後、大雄山線開業100周年事業や広報活動等に使用するとのこと。
▲「春めき電車」の外観
■春めき電車について
●車両
5506 編成
●運行開始日
2025 年4月4日(金)
●運行情報
1日 11~15往復運行(詳細は以下のアドレスを参照)
https://www.izuhakone.co.jp/sunzudaiyu/sunzudaiyu-info/p010518.html
●仕様
車体前面、および側面帯部分を青色から「ピンク色」に変更。
■大雄山線開業 100 周年ロゴマーク
大雄山線は1925年10月に大雄山最乗寺への参拝客を運ぶことを目的に開業し、2025年に開業から100年を迎える。100周年を記念したイベント等が計画されており、詳細は追って告知されるとのこと。ロゴマークのデザインについては下記画像を参照。
▲大雄山線100周年記念ロゴマーク(以上画像はいずれも伊豆箱根鉄道公式プレスリリーフPDFより)