JR東日本新潟駅は、2024年5月3日(金)に開業120周年を迎えた。JR東日本新潟統括センターでは、この120周年のラストを盛り上げるたファイナルイベントとして、「新潟駅開業120周年企画!普段とは違う信越本線乗車体験」2025年4月19日(土)に開催する。このイベントの参加者は普段は乗車することができない「留置線」を体験することができる。詳細は以下の通り。
▲本イベントのキービジュアル
■イベントのポイント
●留置線とは?
「留置線」とは、駅などにおいて車両を一時的に停めておくための線路のこと。
今回のイベントでは信越本線などで使用されるE129系車両に乗車し、新潟駅~新津駅間を往復。行程は普段と異なり、新潟駅にある電車用の留置線である「電留線」を走行したり、上沼垂信号場(かみぬったりしんごうじょう)で停車したり、新津駅で「引上線」を走行したりする。いつもの信越本線と違う線路での運転だ。
●体験ポイント(1)新潟駅
新潟駅には電車車両を一時的に停めておくための「電留線」が、新潟駅と上所駅(2025年3月15日開業)の間に存在する。新潟駅の「電留線」は4本の番線に分かれており、また車両の入換えなどを行なう「引上線」が1本あるため、合計5本の線路がある。
「電留線」を乗車体験できる列車の運転は今回のイベントが初めてとのこと。同社は、「日頃とは、違う目線で新潟駅や通過する列車を見てみませんか?」とする。
▲新潟駅電留線
●体験ポイント(2)上沼垂信号場(かみぬったりしんごうじょう)
上沼垂信号場は、1924年11月20日に開業し2024年に開業100周年を迎えた、旅客の乗降がない「信号場」と呼ばれる鉄道施設。
信越本線、白新線、貨物線の分岐・合流地点で、列車の運行に重要な役割を果たしている、係員を配置し日々信号取扱い業務を行っている珍しい場所だ。
上沼垂信号場には10本の番線があり、今回停車する番線は当日のお楽しみ。
▲上沼垂信号場
●体験ポイント(3)新津駅
新津駅は、信越本線・羽越本線・磐越西線が交わる3面8線の拠点駅で、多くの旅客列車や貨物列車が発着している。
今回は定期列車では貨物列車しか入線しない7番線に到着し、その後入換時に使う「上引上線」に入線する。「通常、お客さまを乗せて走行することのない線路から見える車窓をお楽しみください。」とのことだ。
▲新津駅(以上、画像はいずれもJR東日本公式ウェブサイトより)
■イベント名
新潟駅開業120周年企画!普段とは違う信越本線乗車体験
■開催日時
2025年4月19日(土)9:20~12:10
■イベント会場
新潟駅ほか
■販売期間
2025年3月19日(水)12:30~2025年4月13日(日)23:59
※売り切れ次第終了
■販売ショップ
JRE MALLチケット JR東日本新潟支社店(通常商品)
JRE MALLショッピング JR東日本新潟支社店(JRE POINT全額利用商品)
■募集人数
30名
■対象者
小学生以上(小学生の参加には保護者の同伴と商品の購入が必要)
■販売価格
10,000円(税込)
※全額JRE POINTを利用した場合、9,000ポイントで参加可能。(6名限定)
■スケジュール
8:50~9:20 受付・集合
9:20~ 移動・E129系に乗車
9:38~ 新潟駅・上沼垂信号場・新津駅の各留置線を乗車体験
~12:10 新潟駅で解散
■購入方法
JRE MALLに会員登録(無料)の上、各商品ページより購入。