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大阪モノレール、現代美術作家・ヤノベケンジ氏の原画をデザインした「生命の旅号」の運行を開始!

2025.03.15NEW

 株式会社エヌケービーは、現代美術作家のヤノベケンジ氏が2024年に描き下ろした原画「生命の旅」を、大阪モノレール2000系第18編成の車両にデザイン展開する。このラッピング列車「生命の旅号」は、2025年3月17日(月)から運行を開始する予定だ。詳細は以下の通り。

「生命の旅」号の前面イメージ

■デザインコンセプト
 車両デザインの原画となる「生命の旅」には、ヤノベ氏の“地球環境が厳しくなるこれからの時代の生命の旅は数多くの試練が待ち受けているかもしれない”という想像を前提に、その世界に対して、「人々や生物に、猫のように寄り添って見守り、旅する勇気を与えて欲しい」という願いが込められている。この原画は、大阪モノレール大阪空港駅に設置されたステンドグラスとなり、旅の起点から人々に寄り添って見守り続けるシンボルとなっているところ、今回、その想像や願いを列車に広げることで、都市を移動しながら、人々の旅にそっと寄り添い続ける。
 「生命の旅号」は、4両編成の車両全体をキャンバスに見立て、守り神や守護獣が8組描かれている。作品のもつダイナミズムや躍動感、生命力をそのままに、車両のフォルムに沿って大胆に構成された。
 前面には、人々や若者の旅を見守る「旅の守り神」である巨大な猫の《SHIP’S CAT》や、顔に傷があり絆創膏を貼りながらも、放射能の心配のない世界を取り戻した未来の姿を表した巨大な子ども像の《サン・チャイルド》が描かれる。
 また側面には、《SHIP’S CAT》が乗る「太陽の塔」をオマージュした巨大な宇宙船《LUCA号》が、宙に浮かぶように複数描かれている。さらに、その《LUCA号》から無数の宇宙猫が飛び出して、ふわりと宙を漂いながら広がっていく姿が表現される。大阪モノレールならではの高さを活かした、動きの躍動感や視覚的な楽しさを演出したデザインだ。

■運行期間
 5年間(予定)

▲「生命の旅」号の側面イメージ※両側面同デザイン(画像はいずれもプレスリリーフより)

詳細はこちらから(プレスリリーフウェブサイト)

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